第4話 メタナイトvsギャラクティックナイト 前編
「ギャラクティック…ナイト……」
メタナイトの目の前には、薄紫色のクリスタルに封印されているギャラクティックナイトがいた。
頭には金色の2本のツノ、メタナイトより大きな純白の翼、そしてメタナイトとは違い、炎のような赤い目をしている。右手にはバラ色のランス、左手に白い十字架の盾を持つ。
「お前は………メタ…ナイトか……」
「ギャラクティックナイト……この前みたいには行かん! 私と戦え!!」
ギャラクシアを構えるメタナイト。ギャラクティックナイトはメタナイト目掛けて襲いかかる。
「くっ……!」
なんとかギリギリでかわしたメタナイト。ギャラクティックナイトは「弱くなったな…」と挑発をする。
「フッ、まだ本気を出していないだけだ………」
そしつ、メタナイトはスピニングソードを繰り広げる。ギャラクティックナイトもスピニングソードを繰り出した。
お互いの技が相殺をした。…………だが、メタナイトは少しダメージを受けていた。
「…その程度か?」
「…! 黙れっ!!」
メタナイトはいつもの黄色い目から赤い目に変化していた。どうやら、ギャラクティックナイトの挑発に乗ってしまいつつ、怒りに満ち溢れていた。
「はあああぁぁぁぁっ!!!」
怒りのせいか、さっきよりも威力が上がっていた。
「ぐっ!!」
メタナイトの視界は赤く染まっている。そして、強力な一撃がギャラクティックナイトにうまく当たり、ギャラクティックナイトは膝を付いていた。