あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: おみやん/投稿日時: 2025/08/04(月) 19:52:09
投稿者コメント:
続きが長くなりますので一旦ここで区切りとさせて頂きます
改めて申しますが、キャラ崩壊等がかなり酷いです ご了承の上お読みください。
作文系苦手ですので、読み辛い点をご指摘頂けますと幸いです。
真・格闘王への道@
引きこもっていてはダメだとワムバムジュエルに指摘されたマルソは、何気なく街を歩いていた。

「あー暇なのサ…くっ、何が引きこもってて悪いのサッ……!」
イラつきながらふと電柱を蹴飛ばそうとすると、ふいに張り紙が目に留まった。

張り紙には、カービィが書いたらしきぐちゃぐちゃな文字で、こう書いてあった。
「しんかくとうおうへのみち かいさいします!
えんとりーのごよやくは、1992ー427ー321 までおねがいします」

「カービィのヤツ、またなんかやろうとしてんのサ?真格闘王への道??う〜ん、ちょっと興味あるのサ……!こっそり応募するのサ!」
怪しみつつも、「真 格闘王への道」というタイトルに興味に惹かれて応募してしまった…。

数日後……

ワムバムジュエルは、寝坊したからという理由で留守番を任されていた。

「なんで俺だけ留守番なんだよ…あいつらズルすぎだろ!祭りとか行くって言ってたな…俺も行きたかったのにっ!!」

ドガン!バリッ!

怒りで、机を台パンでぶっ壊してしまった。
「あ、やば、ぶっ壊しちゃった☆」

そんなとき、「真格闘王への道」の主催者(?)であるカービィから着信があった。

プルルルルル……

四天王のうち3人は外出中。
もちろん、咄嗟に気づいたワムバムジュエルが電話に出た。
「はい どちら様でしょうか??」


電話の先から、カービィの声が聞こえた。
ワムバムジュエルは、なぜカービィが?と思ったのだ。

「ぽよ!!!(マルソ、エントリーありがとう!)ぽよぽよっ!(場所はコロシアムで、4時27分集合ね!)ぽよ〜!(料金は4人で321万ね!)」

「あ、はい。わかりました〜〜 (マルソ……?なぜマルソが?え、4人…?)えっと、なぜ…」

ガチャッ……

ワムバムジュエルが聞き返そうとしたが、電話は切られてしまった。
何のことか分かっていないのはもちろんなので、
「なんのイベントだったんだろうな…まあ気にしない気にしない!!4人って言ってたけど…あのマルソのことだし、間違えただけだろうな!きっと迷惑電話っしょ!」
と言って、一瞬にして忘れ去ってしまった。

しかし受付側では四天王全員が参加することになっていたのだった…。


しばらくして、屋台の景品や食べ物などを大量に背負った3人が帰ってきた。
おそらくほとんどの商品を買い占めたのだろう。迷惑極まりない。

「まじ夏祭り楽しかったわ〜」
「この祭りで427万使ったZOY☆」
「ワム留守番ありがとなのサー」

(ありがとどころじゃねーよ…ホント暇だったんだから…)
と内心思いつつも
「おかえり。やっぱ祭り行ってたん?」
と問いかけた。

マルソがニコニコして言った。
「そうなのサ!そういえば、もしかして電話かかってきたのか?」
さっきのことか、と思いながら言った。
「あぁ、かかってきたけど?なんか…カービィがエントリーありがとうって言ってた。」

「で、他になんか言ってたのサ?」
「いや、特に何も?んー、あ、でもなんか…4人で料金が321万とか言ってたわー。でも間違いっしょ?」

「ていうか4人で321万ってさ、詐欺だろwwマルソ、人数設定ミスったんだね、お疲れw」
ギャラクティックナイトがツッコミを入れた。


マルソは驚いたような顔をしてから言った。
「そんなことないのサ!!つまり、四天王全員ちゃんと応募しておいたのサーー!やっほー!ボクってめーーーっちゃ優しいのサ〜〜!」

歓声が上がると思いきや、仲間の反応は薄かった。

「え………」
「は?頼んでないんだけど?」
「そんなの聞いてないZOY☆」

「あ、いやいや今のは冗談なのサ〜……」

マルソは必死に言い訳をしたが、かえって怪しまれた。

「は?言い訳無用なんだけど?」
ギャラクティックナイトが鋭い視線で睨んでくる。
マルソはどうにか言い訳できないかと必死で策を考えた。
その時、ふと壊れたエアコンが目に留まった。
「そうだ、こう言えばいいのサ!」

「言い忘れてたのサ!えっと、もし…優勝したら、報酬として…え、エアコン100台が貰えるの…サ!」
ぎこちない口調だったが、エアコンという言葉に3人が反応した。

「え?マジ?え…、嬉しすぎて昇天してもいい?」
「家中にエアコン付け放題じゃんwwwマルソ、あざーす!」
「これで暑くないZOY☆」

はしゃぎ回る3人を見ながら、マルソは不敵な笑みを浮かべた。
そして、

(あぁ、やっぱり3人はバカなのサ…。エアコン100台なんて嘘なのサ。アイツら、まんまと騙されやがってwwま、とりあえず難を逃れたぜ。)

と、内心思ったのだった。

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