歩こう 歩こう
暗く、暗く、不気味な道。
そこを進んでゆくのはカービィとナックルジョー。
突如、カービィが何かに気づき、嬉しそうな声を上げた。
「あっ!何か光ってるのがあるよ!」
カービィはその光に吸い寄せられるように走っていってしまった。
「うおい、待てよカービィ!」
ナックルジョーは慌ててカービィの後を追いかけた。
一足先にたどり着いたカービィは光を眺めていたが…
「うーん?ただ光がぽつんとあるだけ?」
そして、ナックルジョーが追いついた。
「光ってるのとか、何も無いじゃんかよ…カービィには何が見えてんだよ?」
「えっ…何って、目の前にあるじゃん!」
光は強いとは言えないが、この暗さの中では絶対見逃すことはないはずだ。けれど、ナックルジョーには光が見えないらしい。
青白いのに、なぜか暖かそうな気がして、カービィは思わず光に手を伸ばす。
一瞬…
赤い何かが見えた。
「ど、どうしたんだよカービィ?その光ってやつがそんなにすごいのか?」
「あ、ううん!何でもないよ!ただ、その、きれいだな〜って思っただけ!」
「…ふーん…」
ナックルジョーは不審そうな目を向けたが、カービィはそれに気づかなかったのか元気な声を上げた。
「さ、行こ!」
「そんな明るく言われて…」ナックルジョーが何かを言おうとしたその時、上からだれかの声が聞こえた。
???「うふふっ…」
「「わぁっ!」」
「だ、だ、誰誰誰!?」
2人が恐る恐る声のしたほうを見上げると、そこにはキノコのようなものが揺れていた。
「うふふっ…」
「なんだ、あれかぁ…」」「超びっくりした…」
「あれって、コピーできる能力あるのかな?」
そう言うとカービィは、キノコ(のようなもの)の生えている高台に飛んで行ってしまった。
「ちょ…カービィッ!」
ナックルジョーがまた慌てて呼び止めるが、カービィはそんなのお構いなし。たちまち吸い込みを始めた。
「ウフフフフフフフナニスンジャコノヤロウ!!」
いきなり、キノコが胞子をばらまいてきた!
「いたっ!」
いきなりのことで、受け身をとれず落下してしりもち(?)をついてしまった。
「お…大丈夫か!?」
「う…うん、あれやばいよ!弾撃ってくるし倒せなさそうだから逃げて!」
明らかに驚いているカービィに言われるがままに、もう一つあるあの青白い光を目指して走っていった。