星のカービィ 伝説の楽器1話
ある朝、カービィが目覚ましの音に気づき、目がさめた時…
なんと、何もかもが止まっていた。
虫も、魚も、風も、水も。
隣で寝ていたトッコリを見ると、
トッコリの姿がどこにも見えない。
「ポヨ〜?」
カービィは、トッコリを探しにいくため、外に出た。
ドアを開けると、そこには、色が無い、
全てがモノクロの世界だった。
「…」
カービィは、最初に村へ向かった。
村に広がっていたのは、
ただ、静かな空間だけだった。
「…ポヨ〜…」
カービィは悲しそうにつぶやき、城へ向かった。
城では、大量の洗濯物だけが干されていた。
「…」
カービィが立ち去ろうとしたとき、背後から声がした。
「カービィ!!」
それは、カービィの良き理解者、フームであった。
「カービィ、あなた影響を受けてないのね!!」
「ポヨ?」
フームは、カービィを連れて、メタナイト卿の部屋に向かった。
「…カービィ、お前は何も影響を受けていないらしいな」
メタナイト卿はそう告げて、全てを話した−−−
〜★終わり★〜 続く!!