はじまりは突然の嵐のように
(私は一体何をしているのだ…)
メタナイトは仮面越しにうなだれた。
隣にはカービィ、デデデ大王、バンダナワドルディ。
一見いつもの4人に見えるが今、とても最悪な状況にたたされている
ー数分前ー
メタナイトは森にいた。
(…部下には修行に出ると言ってきたが、ばれてはないだろうか)
メタナイトは息を潜めて前へ進む。
ガサッッ!茂みが揺れる音がした。
メタナイトはびっくりして振り返るが何もなかった。
(流石にあとはつけられていないか。私としたことが部下を疑ってしまうとはな…)
なぜこんなに注意深いのかって?それはほかでもない。
私は今、とても重要な任務をしている最中なのだ。
(何かの気配がするな…)
メタナイトは静かに茂みに隠れた。
が。
「あれっ?メタナイトもかくれんぼ?」
イヤな声がした
「えっメタナイト様!どうしたんですか?」
最悪だ、最悪だ
よりにもよって一番会いたくないやつらに…!
いや、多分緊張しすぎて幻聴がきこえているんだろう。そうだ、うん
気にしすぎだ!よーし道を進も
「(ガシッ)メタナイトどこ行くのー?一緒に隠れようよ!」
マントをつかまれた
「ちょっとカービィ!メタナイト様は忙しいんだから…」
確実に、いる。
私は振り払うべく全脚力を使って茂みから飛び出した。
ズシャアアアアア
「メタナイト!かくれないとーー」
「なっ…私はかくれんぼはしない!マントから手を離せ!」
「メタナイト様ごめんなさいーーー」
…みんな釣れた。
「カービィ、バンダナみっけ!ん、何できさまがいるんだ?」
…。
「メタナイトもかくれんぼがしたいんだって!」
「だから私はしないと言っただろう!」
「えーじゃあなんでここに…(ガサッ)ん?」
カービィはメタナイトが腰にまいていた紙をつかんだ。
(あっまずい、それは…)
3人は紙にでかでかと書かれたそれを読み上げた。
「「「銀河最強の…パフェ?」」」
「なんですか銀河最強のパフェって…?」
「ぶぁははは!何をコソコソしているのかとおもったらこれの為にしてたわけかぁwww」
「だって、デデデ大王!いやーメタナイトもたまには面白いことするじゃん。ついてきた甲斐があった!」
「…どういうわけか説明しろ」
「説明して欲しいのはこっちだわい!きさまがなーんか不審な動きをしながら森へ行くからコイツらとついてきただけだ。」
「でもかくれんぼしてたのはホントだよ!」
「メタナイト様なんかごめんなさい…」
「いやーしかし銀河最強のパフェか。こりゃあグルメな俺様には見過ごせない…」
「バカ舌の間違いだろう。」
「でもぼくも気になる!ねぇ、ついていってもい…」
「やめてくれ。」
「でもメタナイト、一人で行くよりぼくらと行ったほうが自然だよ。お店?でパフェ注文する時は、ぼくらの分ってことにすれば良いし。」
一理ある。
「………仕方ない。良いだろう」
「やったー!パフェはメタナイトの奢りね!」
「たらふく食ってきさまを破産させてやる!」
「メタナイト様ごちそうになります!!」
バンダナワドルディ。君も食べるんかい
私は渋々承諾して現在に至る。