とりあえず冒険してみようぜ!的な!
カービィ 「暇だぁ〜。まぁゴハン食べてれば暇はしないからいいけど。というわけでゴハン食べよう。」
マルク 「カーービィーーー!!!」
カービィ 「あれ?マルクだ。どしたのそんな急いで。」
マルク 「大変なのサ!!実は・・・ってカービィ!?」
カービィ 「ん?ふぁふぃ?ふぉうふぁひふぁ?(ん?なに?どうかした?)」
マルク 「何で人が急いで来たっていうのにご飯食べ始めるのサ!?」
カービィ 「ふぁ、ふぉえ、ふぉいふぃいふぉ。(あ、これ、おいしいよ。)」
マルク 「いや今それどうでもいい!!と・に・か・く!!人の話を聞くのサ!!」
カービィ 「うん。もう食べ終わった。」
マルク 「キミは『ギャラクティック・ノヴァ』は覚えてるよな?」
カービィ 「もちろん。マルクが余計なことをしたせいで僕が破壊しなきゃいけなくなったあの彗星でしょ?」
マルク 「その通りなのサ。まぁノヴァはすぐに復活したから問題ないのサ。よってボクにも責任はない。」
カービィ 「最後の一言でさりげなくこれまでの悪事を否定したね。」
マルク 「否定まではしてないのサ。
で、本題はここから。そのノヴァを使うと、どんな願いでも叶えられるのは経験済みだろ?」
カービィ 「そりゃもちろん。」
マルク 「それを使って悪巧みをするヤツが現れたのサ!」
カービィ 「どっかの誰かさんみたいに?」
マルク 「・・・ナンノコトカナ?」
カービィ 「・・・続けて。」
マルク 「それが誰かはまだ分からないのサ。でも、情報元は信頼できるやつだから間違いはないはず。」
カービィ 「『悪巧み』の詳しい内容は?」
マルク 「そんなのひとつに決まってるのサ。全宇宙の征服。」
カービィ 「だろうね。君の方がまだかわいいもんだね。」
マルク 「ボクは『ポップスターをボクのものにしたいのサ!』だったからな。最近はポップスター以外にも天体がいっぱいあるからポップスター程度じゃどうにもならないのサ。」
カービィ 「でも、ノヴァ呼ぶの結構大変だったよ?僕みたいに『残機』の概念があるようなヤツじゃなければ、そこまで心配しなくてもいいんじゃないの?」
マルク 「正攻法で呼ぶならな。反則で呼ぼうとしてるから問題なのサ。」
カービィ 「反則!?なにそれ!?」
マルク 「キミは7つの星にあった夢の泉みたいなところに行って、星を繋いでノヴァを呼んだだろ?それは、夢の泉の力を借りて次の星への道を作ったってことなのサ。それは正攻法。
そいつは、それぞれの夢の泉の力の源、スターロッド・・・いや、本当にその星でそう呼ばれてるかどうかは知らないけど。とにかく、それを奪って無理矢理力を集めようとしてるのサ。」
マルク「ポップスターでいい例があっただろ?スターロッドがなくなったらどうなるか。」
カービィ 「その星の全員が夢を見ることができなくなる。」
マルク 「・・・その事態が7つの星で起ころうとしてるのサ。」
マルク「分かっただろ?今何が起こってるのか。そしてボクがキミに何をしてほしいのか。」
カービィ 「うん。要するに、そいつを止めればいいんでしょ?」
マルク 「そうなのサ。単純だろ?キミにはこのくらい単純な頼みのほうがいいかと思って。」
カービィ 「そうだね。いろいろ言われると分かんなくなる。
いいよ。そいつ止めに行こう!なんか楽しそうだし!」
マルク 「よし!ボクももちろん手助けするのサ。・・・っていうか楽しそうって何なのサ!?」
カービィ 「で、最初はまずどうすればいい?闇雲に進んで行ってもしょうがないよね?」
マルク 「キミにしてはちゃんと考えてるね。大丈夫、最初の行き先はボクが考えておいたのサ。
さっき話した、ボクに情報を提供してくれたやつ。あいつがこのことについてまだ調べてるから、ボクが話した内容よりもうちょっと詳しい情報が聞けると思う。まずはそいつがいるところに行くのサ。」
マルク 「さて、着いたのサ。」
カービィ 「あ、ここって・・・」
マルク 「知ってたっけ?来たことある?」
カービィ 「来たことも何も、ここには入り浸ってたレベルで来てたよ。そして僕はこの青い帆船の持ち主なんて一人しか知らない。」
マホロア 「ヤァ!久しぶりダネ、カービィ。」