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小説「
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作者名
ロウ
タイトル
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内容
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「酷い…。なにこれ…。」 鏡の国はまさに荒れていた。 草花は枯れ、木はなぎ倒され住民の声は一切しない。 「最後見たときはこんな感じじゃなかったのに…。」 この国に平和が戻ったときは緑が綺麗で住民たちも平和に暮らしていた国である。でも今は… 「信じられねぇだろ…。これが今の鏡の国だ…。」 「ここまで変わってしまったのか…。ディメンションミラーは…。」 「あぁ…。それより今からどうする?俺はこの世界を元に戻したい。」 「僕も元の平和な国に戻したいよ…。3人で力を併せればきっと―」 「いや、それは無理だ。」 僕とシャドーの言葉に剣のように鋭い言葉が入って止まる。 「メタナイト、どうして無理なんて言うの?3人力を併せたらきっとこの国を救えるよ。」 「カービィ、焦らずよく考えてくれ。私たちが力を併せても勝てない敵はたくさんいる。もしダークマインドが復活したとしたら多分私たち3人では無理だ。ここは多くの仲間を集めることが必要だ。」 メタナイトの意見は的確だった。 「しかも今だったらまだこの国から出ることが出来る。そう焦ることは無い。」 自分が焦っていることにようやく気づいた。ダークマインドという言葉を聞いた途端何かしないとという言葉に縛られていたのだろう。 「どうするんだ?カービィ。」 「…一度プププランドに戻って仲間を集める…。」 「分かった。じゃあ一旦戻るぜ。」 プププランドに戻った。 「さて、そういえば仲間どうするんだよ。結構頼りになるやつら連れて行ったほうがいいぞ。」 「頼りになるかぁ…。」 「力や実力ならデデデ大王…。彼が私たちの仲間になるとは考えにくい…。聞かなかったことにしてくれ。」 「いや、意外といいんじゃね?あいつに託すの。」 「えっ、本気で言っているの?シャドー。」 「あの大王はかなりのアホだぞ。シャドー。」 「まぁ一つの案としてってことでいいじゃんかよ〜。ほら、アホでも強えぇんだろ?」 「いや、強いってわけじゃ…。」 「まぁいい…。他はどうするんだ?」 「他かぁ…。あっ、じゃあアドレーヌとかリボンちゃんとかは?」 「誰だ、その人物は…。」 「同感…。俺たちにわかるように説明してくれ…。」 「あぁ、2人とも会ったことなかったっけ。まずアドレーヌは描いた絵を立体化できる女の子で―」 「ちょっと待て!!描いた絵を立体化できるとはペイントローラーと同じ力ではないか!」 「うん。アドレーヌは頼りになるよ。多分。」 「そうか。じゃあもう一人の…。」 「あぁ、リボンちゃんはリップルスターって星に住む妖精でクリスタルを持ってるんだ。」 「そいつも結構頼りになるのか?」 「まぁ一応ね。クリスタルから光を出すから。」 「ふ〜ん…。まぁいっか。じゃあその二人と大王とでいいんじゃね?」 「そうだな。見てから考えるとしよう。」 アドレーヌとリボンは簡単に呼ぶことが出来た。 何やら2人とも同じところにいたらしい。 「どうしたのカーくん。急に私たちを呼んで。あとメタ兄が何でここにいるわけ?」 「…なんだその呼び方は…。」 「メタ兄ww」 「…笑うな二人とも…。」 僕とシャドーは笑いをなんとか抑えた。 「それにしてもアドレーヌがメタナイトのこと知ってるなんてね。」 「えっ、だってポップスターの女の子たちに人気だもん。」 「へいへい。人気者は辛いですねぇ…。」 「…興味ないことだ…。」 「あ、あの…どうしてカービィさんが2人も?」 「あっ、それはカクカクシカジカで…。」 「それでわかんのかよ…。」 「えっ、鏡の国って所が危機状態だって?」 「分かっちゃったよ…。」 「うん。もうすごい感じだった。で力になって欲しいんだけど。」 「リップルスターを救ってもらったしカービィさんの頼みには断れません。」 「私も別にいいよ。終わったら絵を描かせてくれるんだったらね。」 「おぉ!!!ありがとう!!!2人とも!!!」 「あとは大王だけだな。」 「そういえばいたっけ…そんな案…。」 「すっかり忘れていた…。」 プププランド、デデデ城。 デデデは部屋で昼寝をしていた。 「失礼します!!」 デデデの部屋の窓ガラスをワープスターで割ってから僕とシャドーは入った。 もちろんデデデは起きた。 「!?お前ら…不法侵入罪で訴えてやる!!人がゆっくり休んでたところなのに…!!」 「そんなことしなくても普通に入れるのに…。」 アドレーヌたち3人は普通にドアから入った。 「だってどうせ僕とシャドーは入れてくれないんでしょ。」 「あぁ、こいつのせいでな。」 「ちょっとシャドー、僕のせいなの?」 「えぇい!!!!とにかくこのピンクだまとクロだまを―」 「大王様、少し待ってください。話があります。」 メタナイトの声でデデデの命令は止まった。 「何?鏡の国が危機だと?」 「えぇ、そうなんです。そのことについてはここにいるシャドーと私の目が承認です。」 デデデはシャドーを見ておかしな表情を見せた。 「そのシャドーって何者なんだ?ただの黒いカービィでは無いのか?」 「こいつは鏡の国で生まれたカービィの影です。少々荒いですが心はいいやつです。多分。」 「多分って何だよ多分って!!」 「まぁ落ち着けよシャドーww」 「てめーが笑うなよ!!!」 デデデはしばらく考え込んだ。 「…俺は行かない!!!!」 「なぜですか!!鏡の国が危機なのですよ?」 「そうだよ!!前の鏡の国の騒動にも全然いなかったけど今回くらいは参加してくれてもいいじゃん!!!このクソペンギン!!」 「誰がクソペンギンだこのピンクだま!!俺は行かないからな!!!」 「旦那!!」 声を上げたのはアドレーヌである。 「アドレーヌ、どうしたの?」 「私にいい考えがあるんだって。」 「いい考え?」 アドレーヌはウィンクをしたあとデデデの耳に向かって小声で話した。 「何?それは本当か!!」 アドレーヌは無言でうなずいた。 「これで6人か。なんとか行けそうな数だな。」 「そういえばあの時アドレーヌなんていったの?」 「ん?『鏡の国にはとってもおいしい料理があるよ。』って言っただけだよ。」 「それだけなんだ…。」 「よし…。5人とも、準備はいいか?」 「あぁ、ばっちりだ!!!」 「皆さんの足を引っ張らないよう頑張ります。」 「体力が危なくなったら言ってね。私が食べ物を描いてあげるから。」 「俺がいるから大丈夫だ。なぜならこのプププランドの大王だからな!」 「よし、カービィ、お前はどうだ?」 「今度こそ完全に鏡の国に平和を取り戻す。絶対!!みんな、長い旅になると思うけど頑張ろう!!」 「お前だけカッコいい所見せさせてたまるかよ。」 「そうだね。よし!!!行こう、ディメンションミラー!!」 「おぅ!!」
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