ドタバタ 毛糸のカービィ!! 第八章!!
カービィは近くにいた毛糸のワドルディを丸めて、構えた。
(巻き込まれたワドちゃんカワイソス(ぇ)
「よし、行くぞーーーーーーーーー!!!! おりゃああぁぁぁぁぁ!!」
だが、ひらりとかわされてしまった。向こうもフラッフに向かって玉を投げる。
「毛糸玉ぐらい当たっても全然痛くないぞ!
僕らがそんなものを恐れると思ったら、大間違いだ!!」
ところが ーフラッフに当たる直前、毛糸玉から無数の棘が!
(どっから出てきたし)
「…え!? ずるいぞ! でもそんなもの…! って、わあぁぁぁ!!」
避けようとしてももう遅い。棘だらけの玉がフラッフに当たってしまった。
(そんなに速いスピードで飛んでくるものなんだね(ぇ)
「フラッフに何するんだこのぉ!!」
勢いよく手をのばすが、避けられてしまった。
裏地の住人は、再び毛糸玉を取り出し、カービィ目掛けて投げる。
「はぁっ!」
飛び退いて躱し、もう一度手を伸ばす。が、やはり避けられる。
「わはははははははあああ! 楽し過ぎるぜー!!」
カービィは息をはずませながら、考えた。
この細い毛糸であんなにすばしっこいものを捕まえるのは無理がある。
とすると… もっと大きなもので攻撃するしか無い!
「よぉし!」