第3自然
彼らが海へ向かった時、一人誰かが立っていた。
「よく僕仲間を倒したね。だが、次は君たちが倒れる番だよ。」
「バブルマン!」
ロックマンは、彼の名を叫んだ
「この豊富な自然は博士のものになるよ。」
「そうはさせるもんかっ!」
ロックマンが言った後、バスターを構えた。
だが、カービィは戦おうとしない。
ポップスターの全てが大切だから、この自然を奪おうとするなんて許さない。そう思っているのだが、弱点がわからないので、倒せない。
泡がカービィの方へやって来る…!
ロックマンはそれに気付き、叫んだ。
「バスターチェンジ!メタルブレード!」
その声がカービィに聞こえた頃にはロックマンの手から歯車のような刃物…『メタルブレード』が離され、バブルマンの放つ泡へ。
カービィは、思い付いた。
コピーの元、カッターを取り出そうとした瞬間、奥からは炎をまとった少年のようなロボ…ヒートマンが出てきた。
ついでに、木の葉をまとっているロボ、ウッドマンも出てきた。
「し、自然のロボ!?」
頭が混乱しそうにも関わらず、ロックマンからのヒントをもらい、コピーの元、カッターでバブルマンから倒した。
新たに入手したコピー能力『バブル』を使って、ヒートマンを倒そうとするが…
「あははは!たーのしー!」
「うわっ!暑っ!ウォーターがあれば…んっ?!そうか!」
カービィは思い出した。
「泡は水!だから火は水にも泡しも弱いってことだね!バブルリードショット!」
「わぁぁぁぁっ!」
泡の破裂と共に、叫ぶヒートマン。
今度はファイアをゲットした。
「僕で最後となるみたいだね。みんなを…よくもみんなを!」
彼が叫んだ後、彼の周りから沢山の木の葉が。
「覚悟っ!」
「待って!ウッドマンのリーフシールドは、何でも弾き飛ばすんだ!」
「なら…!合わせ技だ!」
「えっ!…効かないかもしれないよ!」
「なんでも挑戦することが大事だよ!『明日は明日の風が吹く』って言うでしょ!」
カービィがそう言った後、二人で声を揃え…
「「アトミック・バーニングファイア!」」
「…!」
バブルマン、ヒートマン、ウッドマン。彼らはまさに自然組のようだった。
「これでワイリーロボはみんな倒せた…」
「後は、あそこのワイリー基地のみだ!」
そうして二人は、ワイリー基地へと向かった。