第8話「発進!ロボボアーマー」
♪プレインプロプトン
「ウィスピーウッズがキカイ化されてたなんて……………」
カービィは下を向きながら拳を握りしめていた。
「絶対に許さないぞ! なんとしてでも止めないと!!」
カービィがダッシュをしようとすると、何かがドシーン! と現れた。
「わぁー!?」
カービィの目の前には、何かのロボットに乗っていたアーマー兵が現れた。その名はインベードアーマー。
♪フルメタル・ベーダー
「排除ヲ…開始シマス」
インベードアーマーはカービィに襲いかかる。今のカービィには何の能力もない。すっぴん状態だった。
「みんなを…みんなを戻せー!!!!!!!」
カービィは人々をキカイ化させた奴のことで怒りに満ちていた。カービィはたまたま近くにあったブロックをたくさん吸い込み、巨大星型弾を何発も打つ。
「はあーっ、はぁーっ!!!!!」
カービィは吸ってはいての繰り返しをやめない。それだけ彼にとって許せなかったことである。
「ウッ…コレ以上ハ……」
「トドメだーっ!!!!!!」
ドオォォン!!
見事、撃破をした。しかし、アーマー兵だけが消えただけでインベードアーマーはそこにぽつんと残っていた。
「これって…誰かが乗ってた奴だ………ちょっと乗ってみよ」
♪桃球発進!ロボボアーマー
カービィはアーマーに近付き、乗ってみる。すると、アーマーがピンクへと変化していく。
「わっ! わっ!! なにこれ!?;」
カービィは現状がよく分かっていなくて混乱をしているが、しばらくするとテンションが上がっていた。
「あーやったぁー! もう、歩かなくて済むー!!! ワープスターどこにもないじゃないか、HAL研どこに置いたのさー」
カービィがむちゃくちゃメタ発言をしていたが「まっいっか」とスルーした。
「うーん、これどうやって動かすんだ? 叫んだら動くかな?」
「ロボボアーマーいっきまーす!」
カービィはガン○ムのように叫んでみる。すると、ロボボアーマーが発進する。
「わあ! こ、こいつ動くぞ…!!」
カービィはアーマーを前進させながらマ○オ風に「いやっほう!」と叫ぶくらいテンションが上がっていた。
*
ずんずん奥に進んでいくと、カービィはふとこんなことを考えてしまった。
「というかもう、ワープスターいらないかな…。いや、必要かもしれない…」
(どっちだよ!?)
カービィがスルーしようとするが、奥の方にMトマがあった。
「あっ! Mトマ!! ちょっ、降りたいんだけど、降ろせよー!」
『ソレ…言ワレテモ…困ル;』
「だあーもうーどっちもどっちだぁー!!!!(というか喋れるのかよ;)」
カービィが少しイラッと来ると、目の前にロボボアーマーを置く装置的なのがあった。
♪Re:グリーングリーンズ
「あ、あった。んじゃあ一旦ここに置いて……」
カービィはロボボアーマーから降り、適当に歩いていく。すると、よく分からない敵を見た。
「あ、もしかしてコピーかな? ちょっとそこのキミ!」
「なんだお前…」
「悪いけど、吸い込まれてもらうね!」
カービィはベノッグという奴を吸い込む。
「うわあー!?!?!?!?」
カービィは毒々しいようなコピー能力を得たが気にしないでいた。
「なんだろ…まっいいや、進むかー」
カービィはまた適当に歩く。すると、ワープスターを見つける。
「あっ、あった。やっぱいるべきだな」
(ホッ…)
カービィはワープスターに乗る。そして、奥に着き、さっきMトマがあった場所に戻る。
「あ、あったあった。」
そしてMトマを口にする。
「あーおいしかったー。HP満タンだから意味ないけどさ」
カービィが再びメタ発言をする。
「さてと戻ろう…。あ、めっちゃ遠い…だるっ…」