あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 2Y/投稿日時: 2023/06/23(金) 23:56:24
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7日目(6/23)

一週間経ちましたね。一週間ちゃんと続くんだねこういうの(何
7日目:魔王
リセン「はいどうも〜、ツッコミのリセンです。」

エナム「ボケのエナムで〜す。」

リセン「2人合わせて、」

エナム「『この世は暗黒の王に支配された・・・』、略して『KAOS』で〜す」

リセン「そんな略じゃないだろ。RPGの序盤の語りじゃねーかもう」

エナム「いや最近ドラ○エにハマっちゃってね〜」

リセン「そういや最近よくゲームやってるね」

エナム「リオ○ウス希少種が倒せないんだよね〜」

リセン「ドラ○エじゃないねそれ。絶対モン○ンの方だね。」

エナム「というわけで、最近は魔王に憧れてるんだ。」

リセン「そっちに憧れるんだ・・・」

エナム「魔王になって勇者に世界の半分を分けてあげたいんだ〜」

リセン「ただただ優しい魔王だなぁ。いや優しいというよりは『この世に私とあなた以外は要らないわね』タイプのヤンデレかもしれないけど」

エナム「それと即死攻撃が効かない体になりたい」

リセン「それはたぶん魔王じゃなくてもできるぞ。」

エナム「というわけで僕魔王やるから、リセン勇者役やってくれない?」

リセン「えっ、まぁいいけども。」



エナム「ウヘヘヘヘヘヘ、よくぞここまで来た勇者よ。」

リセン「出たな魔王!
その笑い方で威厳が一瞬で吹き飛んだけども!!!」

エナム「それにしても、そんな貧弱なパーティでよくここまでたどり着いたな。」

リセン「えっ、今の僕のパーティどうなってるの?」

エナム「ヒーラー、ヒーラー、ヒーラー、吟遊詩人だ。」

リセン「アタッカー1人もいないのかよこのパーティ!!!」

エナム「どおりで遅いなとは思っていた。」

リセン「まあうちのパーティ編成についてはどうでもいい!
観念して再び封印されろ!」

エナム「断る。封印されている間のログインボーナスが受け取れなくなる」

リセン「何で魔王がソシャゲのログボ気にしてるんだよ!!」

エナム「ところで、世界の何分の一が欲しい?」

リセン「それを序盤の時点で聞くのかよ」

エナム「ちなみに私は0.1分の一欲しい。」

リセン「10個じゃねーか。よくばりすぎるだろ」

エナム「ちなみに。私は第3形態まで存在するぞ」

リセン「そこ丁寧に教えてくれるんだ」

エナム「第4形態より後は意識を失ってるから正確には第何形態まであるか知らないぞ」

リセン「じゃあ要らない情報じゃねーか。」

エナム「そんなことはどうでもよい。どうしても私を倒そうというのなら、お前にはお前には海のもずくにでもなってもらおう。」

リセン「『もくず』だろそれじゃただの海藻じゃねーか」

エナム「何を言う。もずく酢は体にいいんだぞ。
私も毎食欠かさず食べている。」

リセン「健康志向の魔王!?」

エナム「その通り。私は健康志向の魔王。
毎朝ジョギング1km、腕立て腹筋スクワット10回ずつ。
これを1か月続けたところ、」

リセン「何だ・・・?強靭な体を手に入れたのか・・・?」

エナム「体が耐え切れず右足の骨がポッキリ折れた」

リセン「骨クソザコじゃねーか!何か右足義足っぽいなとは思ってたけどそれが原因かよ!」

エナム「牛乳を避けてたのが原因だろう。飲むと上腕二頭筋がゴロゴロするから避けていたが、その結果骨粗鬆症になるとは・・・。」

リセン「ゴロゴロする場所特殊すぎるだろ!普通お腹だろ!!!」

エナム「そしてその結果編み出した奥義を今からお前たちに見せつけてやる!」

リセン「っ!マズい!攻撃が来るぞ!全員構えろ!!!」

エナム「秘儀!『鼻から牛乳』!!!!」


ダラ〜


リセン「きたねーなオイ!奥義というより隠し芸じゃねーか!」

エナム「ほう?気づかないか?お前の後ろを見てみろ。」

リセン「何っ!?
って味方が全員睡眠状態に!?
いったい何をしやがった!!!」

エナム「簡単な話だ。先ほどのクソ隠し芸をあいつらは見てしまった。」

リセン「自分でクソって言っちゃってるじゃねーか」

エナム「あまりのつまらなさにみんな退屈して寝てしまうのだ。」

リセン「く、くだらねー技だ・・・!」

エナム「ちなみにみんなこんな反応してくるから、心が傷ついた私にも精神ダメージが入るぞ。」

リセン「じゃあやるな!!!!二度とやるな!!!!!」

エナム「何はともあれ、これで1vs1の戦いに持ち込めた・・・。
お前との一騎討ちと行こうじゃないか」

リセン「あぁ、そうだな。
いや待て僕ヒーラーだったなそういえば。
めちゃくちゃ不利かもしれないな・・・。」

エナム「ふっ、そのことについては安心しろ。
私もヒーラーだ。」

リセン「じゃあろくな戦いにならねーじゃねーか!!!
ヒーラーvsヒーラーの戦いはどちらかがなろう系主人公じゃないと地味な戦いになるんだよ!!!」

エナム「じゃあ仕方あるまい!自爆して迫力を出す!!!!」


バーーーーーーーン!!!!!


リセン「ピンチでも何でもないのに自爆する魔王があるか!!!いい加減にしろ!!!!」

エナム(爆死)「どうもありがとうございました〜」

==========
<補足コーナー>

・ドラ○エ
作者はやったことはない。魔法だけ地味に知ってる。

・モン○ン
こちらも作者はやったことはない。プレイ動画を観るのは好き。

・『この世に私とあなた以外は要らないわね』タイプのヤンデレ
「誰よその女!!!!!」

・即死攻撃が効かない体
ラスボスじゃなくても中ボスでも基本即死攻撃は効かないはず。
ところでスーパー○リオRPGにジーノ○ッターという即死攻撃が効くでっかい剣がいるんですがね・・・(リメイク楽しみ)

・ウヘヘヘヘヘヘ
魔王が使ってはいけない笑い声ランキングTOP3には絶対に入る。
威厳が一瞬で消え失せる。

・ヒーラー、ヒーラー、ヒーラー、吟遊詩人で編成されたパーティ
あまりに火力が弱い。(吟遊詩人は補助系の職業)

・何で魔王がソシャゲのログボ気にしてるんだよ!!
ソシャゲ中毒の魔王はつらいよな・・・。

・世界の0.1分の一欲しい
0.1と数が小さく見えるが1/0.1は10なのでこれは強欲。

・海のもずくにでもなってもらおう
「海の藻屑になってもらおう」だったとしても魔王っぽくはならない。
このセリフはどっちかというと海賊の船長が言いがち。

・もずく酢は体にいいんだぞ
諸説ある。逆に太るみたいな説もあるっぽい。

・腕立て腹筋スクワット10回ずつ
そんなにすごくはないかもしれない。

・上腕二頭筋がゴロゴロする
そんなやつ病院に行け。

・『鼻から牛乳』
き た な い 。

・ヒーラーvsヒーラーの戦いはどちらかがなろう系主人公じゃないと地味な戦いになる
エグい攻撃が出せるチート系主人公がいたら話は別かもしれない。

・自爆して迫力を出す!!!!
爆発オチなんてサイテーッ!!!!

この作品についてのコメント/評価 (1)
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