あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: テーリィ&2Y/投稿日時: 2018/05/03(木) 15:44:47
投稿者コメント:
テーリィさん>メタ発言の特権なら俺も持ってるぞ(何

ところで、リモコンのスイッチの機能をめちゃくちゃ加えたってことは
これは私に荒ぶれって言ってるんですよね?そうですよね?(殴
異常現象!崩れゆく天井と正気の沙汰でない奴ら
前々回のあらすじ
遺跡の中でばったり2Yとワイツーと出会ったロンスリー、
そして駆け込んできて2Yを黒幕と言い張るペイロー。
果たして2Yは黒幕なのか?
というか黒幕がこんな早い段階で出てきちゃっていいのか?




これは、テーリィやコッタンが赤い起爆スイッチを押す10秒前の出来事である。

ペイロー「さぁ、どうなんだ!?」

2Y「そうだな、俺は・・・」

2Yが何かを言おうとした瞬間、

ドガッシャーーーーン!!!

爆音とともに天井が崩れ始めた。

ロンスリー「何だ!?」

ペイロー「のわっ!天井が崩れてきてるぜ!」

ワイツー「とりあえず、速く脱出しましょうこの遺跡から!」

2Y「出口の位置なんて忘れたぞ!?」

ワイツー「はぁ!?出口の位置を覚えずに遺跡に突撃したんですかマスターは!?
ホンット馬鹿じゃないですか!?」

ペイロー「出口なんて覚えてるわけねーだろ!?」

ロンスリー「出口の位置なんて覚えてたら面白くないじゃん!」

ワイツー「ちくしょうっ!馬鹿ばっかりじゃねーか!」

2Y「そういうお前も覚えてないんだろ!?」

ワイツー「そりゃあ、あんなふうに無理やりつれてこられたら覚えれんわ!」

ロンスリー「口げんかしてねーでとっとと天井が崩れてない方向に逃げるぞ!」

そうして4人は全力疾走した。
ところで天井が爆発してからここまでわずか3秒である。

走り続ける4人だったが、またもう一つ異変が起きた。

ロンスリー「なぁ、今降ってるものって瓦礫だけのはずだよな?」

ワイツー「そのはずですよね?
いや、私も何かが変だとは思いましたよ?
でもなんか瓦礫に紛れて違うものも降ってきてますよねこれ。」

ペイロー「まて、この匂いはもしかすると・・・」


4人「「「「鰹節!?」」」」

ロンスリー「いやわっけわかんねーよw!?
何で鰹節なんだよww」

ペイロー「あがっ!?目に鰹節が入った!?」

2Y「状況がシュールすぎるだろwww」

ワイツー「笑ってる場合か!?」

すると、今度は雨が降ってきた。

ロンスリー「雨!?ここ室内だろ!?」

ワイツー「この遺跡だいぶイカレてますね!?」

2Y「イカレた俺らにはピッタリじゃね?」

ワイツー「少なくとも私はイカレてないからな!?」

ペイロー「待てよ・・・この雨、ただの雨じゃねぇぞ・・・?」

ワイツー「そりゃあそうでしょうよ!室内で降ってんですからね!!」

ペイロー「違う、そういう意味じゃなくて、

この雨、甘ぇ(あめぇ)!」

ロンスリー「やめてくれwwwwこんなところで唐突にダジャレ言われたら笑っちまうわww」

ワイツー「いや笑えねーよ!しかもつまんねーし!!!」

2Y「確かにこれはリンゴジュースの雨だ!」

ペイロー「はぁ!?アセロラジュースじゃねーのかよふざけんな!」

2Y「俺だってレモネードかミカンジュースの方がよかったわ!誰だリンゴジュース頼んだ奴は!!」

ワイツー「あんたらの好みはどーでもいいわ!
っていうかさっきから気になってるんだが私にマッサージしてるの誰だ!?」

そう、さっきからワイツーの背中にマッサージ的な感覚が走っていた。

ロンスリー「いや、誰もやってねーよ!?」

2Y「気功マッサージか。いいなー。」

ワイツー「もう何が何だか分からなくなってきましたよ・・・。」

すると、ペイローが突然叫んだ。

ペイロー「お父さんスイッチ、あ!」

ワイツー「突然どうした!?」

そして、それに答えるように2Yが、

2Y「あ、雨を飲む。」

ワイツー「アホか!何某NHKの番組のアレをやってんだよ!?」

ペイロー「お2Yスイッチ、い!」

ワイツー「お2Yスイッチって何だよ!?」

2Y「い、急いで逃げましょう。」

ワイツー「急いどるわ!」

ペイロー「お2Yスイッチ、う!」

2Y「う、上から来るぞ!気をつけろ!」

ワイツー「うっとうしいわ!!」

ロンスリー「ペイロー、面白そうだからそこ代わってくれ!」

ワイツー「なんでだよ!?」

てんやわんやしながらも走ること5分、ようやく天井の崩壊が収まった。

ワイツー「な、何とかなりましたね・・・。」

ロンスリー「いやぁ、スリル満点だったわ。」

ワイツー「こんなスリル嫌ですよ私は・・・。」

ペイロー「お2Yスイッチ、と!」

2Y「と、倒置法サイコー!」

ワイツー「言うてる場合か!
っていうかお前らまだそれやってたのかよ!?」

ロンスリー「それにしても、派手にぶっ壊れたな!」

ワイツー「今ので確実に出口はふさがりましたね。」

ペイロー「天井が崩れたっつーことは上から出られるんじゃねーの?お2Yスイッチ、な!」

2Y「な、なぁ、俺これいつまで続ければいいんすか?」

ワイツー「そう思うんならやめろ!」

ロンスリー「いや、どうやらこの遺跡、2階とかもあるみたいだし、今のは天井が崩れたというより2階の床が崩れた、といった方がいいのかもな!」

ペイロー「でも何で崩れ出したんだ?」

ワイツー「きっとラジオのニュースで言ってた爆弾がこの遺跡に何故か仕掛けられたんでしょうね。
そして誰かがリモコンのスイッチを押したということでしょう。
あなたたちの立てたフラグのせいでね・・・。」

ペイロー「お2Yスイッチ、に!」

2Y「に、『にわい』じゃねーよ『つーわい』だよ!」

ワイツー「どうでもいいなホント。
あとイラつくからエレキボール!」

2Yにエレキボールがクリーンヒットした。

ペイロー「お2Yスイッチ、ぬ!」

2Y「ぬ、ぬべしっ!」

ロンスリー「ところで、さっき瓦礫の中からこんなの見つけたんですが。」

そう言って彼は輝く何らかの欠片を取り出した。

ワイツー「何か綺麗な欠片ですね。何でしょうか?」

2Y「ジュースの下に敷くあれじゃね?」

ワイツー「コースターではないと思います絶対。」

ペイロー「あ、それなら俺も持ってるぞ。」

そう言ってペイローは薄っぺらい何かを出した。

ワイツー「それは鰹節だろうが馬鹿者!」

ペイローにプラズマアローが炸裂した。

ペイロー「あべしっ!」

2Y「俺はこんなものを見つけたぞ。」

2Yは何らかの燃料を取り出した。

ワイツー「・・・見たところシャトル専用の燃料ですね。何でこんなものが?」

2Y「しかも見たところ、燃料は未使用のようだぜ。」

ロンスリー「これを使うはずだったシャトルは飛べないな。」

ワイツー「でも、ヴェヴェヴェランドにはシャトルの発着場なんてないですよ?」

2Y「そうだな。ヴェヴェヴェランドから少し離れた国へ行ったらあるけど、ヴェヴェヴェランド内にはないはずだな。」

ロンスリー「異世界から飛んできたとか?」

ペイロー「マジかよすげぇな。あ、そうだ。」

ワイツー「どうしました?」

ペイロー「俺の友達にちょっとした異世界研究家がいてな、
そいつに連絡したら何かわかるかもって思ったんだ。」

2Y「よし、じゃあ連絡してくれ。」

ペイローは携帯通信機を出して、番号を入力した。

ペイロー「もしもしレザボ?」

レザボ『もしもし、ペイローかな?』

2Y「あれ?お前レザボか?」

レザボ『・・・2Yもいるのか。』

2Y「うわ、絶対に『面倒くさくなりそうだな』って思われてる。」

レザボ『そりゃまぁな、お前だし・・・』

ロンスリー「レザボさん、っていうのが異世界研究家なのか?」

2Y「らしいな。お前いつから異世界研究家になったんだ?」

レザボ『例の件からだよ。2Yが来太っていう人とディミオスって人と冒険してた頃の。
あれ以来異世界研究に興味を持ったもんでね。』

2Y「何の事か分からない人はイルカ探検隊のカビ研Booksにある『最もカオスなトラヴェラー』をチェケラー!」

ワイツー「ひどいステマを見た。」

2Y「補足していうと、レザボはレーザーボール君のことなんだけど、長いから略してレザボって呼んでる。」

ペイロー「ところで、この燃料ってどこで使われてるものかってわかるか?」

レザボ『どれどれ・・・
あぁ、イマジカントのだね。しかもそれは割と最新式の燃料だね。』

ロンスリー「でも何でこんなところに?」

レザボ『わかんないけど、まぁ、持ってれば?何かの役には立つんじゃない?』

ペイロー「そうだな。ついでにこの光る欠片のことは知らないか?」

レザボ『あ、それは!』

ロンスリー「何か凄いものなのか!?」

レザボ『今起きてる異変の解決の糸口として今探されてる奇跡のピースだよ!』

ロンスリー「マジか!これを集めればいいんだな?」

レザボ『うん、わかんないけど、とりあえず他にもあるらしいから探してみて。』

ペイロー「りょーかいっと。んじゃ、またな。」

ピッ

2Y「と、いうわけで、探しますか。」

ワイツー「はぁ、面倒なことに巻き込まれたなぁ・・・。」

ロンスリー「だんだん面白くなってきたぞ!」

こうして、彼らの冒険は続くのであった。

2Y「ところでこのシャトルの燃料って投げつければいいのかね?敵に。」

ワイツー「いいんじゃないですか?
飛べなくなったシャトルが気の毒だけど。」

・・・続く

次は、テーリィさんのターンですね。

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