第6話 闇に染まったポップスター
ププビレッジに鏡の国、そして異空間ロードなど、様々なところが闇へと染まっていく…。その被害は少しずつ拡大し続け、デストロイの一員はその行いをやめようとしない…終わりの始まりが今、始まったのだ…。そんな中、メタナイト達は…
「どこもかしこも……」
彼等はデデデ城の外に出て、辺りを見回していた。周りは、闇のように暗くなって、空気も怪しい雰囲気だった。
「闇のような…どす黒い感じです」ゾクッ
「ひとまず、どうするゾイ?」
一同は、どうしようかと悩む。すると、何かが落ちて行くようなのが見えていた。それは、光のような白い翼であった。それを見たメタナイトはギャラだと思い、マントを翼に変え、急速で羽ばたく。
「兄さんっ!」バサッ
「あっ、ちょ、メタッ!」
彼はカービィの声が聞こえていなかった。彼はギャラをなんとかしなきゃいけない気持ちでいた。
「兄さーんっ!!!!!!!」
彼は、落下していくギャラをキャッチするために急ぐが、ギリギリ間に合わないような感じでいた。だが、彼は諦めることなく加速していった。
「兄さん…!!」
なんとか、キャッチできたが、ギャラは意識を失っているままだった。
「…………………………」
「メタ…!!! はぁっ…はぁ…」
カービィたちはダッシュで走ってきて息切れをしていた。
「ギャラクティックナイトさんはどうなったんですか…!?」
「……意識を失っている。しばらく待ってみるとしよう…」
「んっ…」
しばらくすると、ギャラは目を覚ました。
「兄…さん……!」
「メタナイトか…やはり、“ここも”…か……」
「やはりって? 兄さん、そっちにも何かあったんですよね!」
「……ああ…実は…………」
彼はメタナイトたちに起きた出来事を話していく。
※ギャラさんただいま説明中
「シアエガとブレインが復活したってことは…まさか…」
「イシスやヤヌス、それにシヴァも…………」
「可能性は低くないな…。それにしても、ノヴァがあちらの手になっては、大変だ。願いによって実現してしまうからな…」
カービィは「元凶はデストロイだけど、これを起こしたのもノヴァ?」と考える。
「いや、前から少し怪しい感じになってはいたが、そのときノヴァはまだ操られてなかった」
「となると…イシスが考えられますね………」
「それかシヴァ、ゾイ」
一同は、どうしたらいいかと再び悩む。そのとき、鏡の国にある鏡、ディメンションミラーが現れる…。
「ま、まさか…シャドーまで!?」