Trick or treat
10月31日…そう、今日はハロウィン。カービィはテンションが上がっていたが、お菓子を貰うことしか興味を持っていなかった。
ピンポーン
いきなり、チャイムの音が鳴り彼は「何?」と思い、ドアを開ける。
バンワド「The mishief to me a candy!」
カービィ「へ?」
彼の言った英語をカービィは理解していなかった。ひとまず、「なんて言ったの?」と訊いてみる。
バンワド「英語で『お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ!』と言ったんです」
カービィ「そーなんだ。だが、断る。お前にやるお菓子などここには存在しない」
バンワド「そーですか。あ、そう言えばさっきメタナイト様から伝言を貰いました。」
カービィ「なに?」
バンワド「『お菓子を出せ。さもなければ、輪切りにするぞ』と」
カービィ「えぇー!?」
バンワドが言ったメタナイトの伝言に彼は驚きを隠さない。そして、どこかに走り去って行った。
バンワド「作戦大成功。はあ、行く前にggrksしてて正解だったよ…;」
*
カービィ「くそぉー、あのバンワドめーあとでギッタンギッタンのメッタメッタにしてやる!」
カービィ「そうだ、デデデのとこに行ってお菓子貰おうっと…」
カービィはデデデ城まで走って行った。
カービィ「デデデー!」
デデデ「何ゾイ…」
カービィ「Trick or treatment!」
一同が「!?」と状態になった。エスカルゴンは「正しくはTrick or treatでゲス」と冷静に突っ込んだ。
カービィ「まあいいや。お菓子をくれなきゃ悪戯するぞー!」
デデデ「あー面倒くせーMトマでも持ってけ泥棒」
エスカルゴン「へ、陛下いいんでゲスか!?」
エスカルゴン「あのバカで悪魔で赤ちゃんっぽくて、ポヨポヨで食いしん坊であるカービィにお菓子をあげてもいいんでゲスか!?」
カービィ「ちょっと黙ってろカタツムリ。マジのエスカルゴンにするぞ」
カービィはエスカルゴンをメッタメタにしていた。エスカルゴンは「アッー!?♂」と叫んでいた。
カービィ「デデデありがとね。それじゃあバイバイ!」
カービィは城を出て行った。
デデデ「これでいいんだゾイ」
デデデはさっきのMトマしかなくて諦めて大人しく出していたらしい…。
*
次にカービィが向かっていたところは、なんと鏡の国だった。そこで誰かと会うつもりだが……
シャドー「Trick and treat!」
ダメタ「断る」
シャドー「あーもうーケチー!」
シャドーはダメタからお菓子を貰おうとしたが、なかなか交渉をしてくれない。
ダメタ「以前に、お菓子と悪戯とかどこのSMだ」
シャドー「分かったよ…諦めるから…」
シャドーはスタスタと歩いて行った。実はその光景を見たカービィはダメタに近付く。
カービィ「Kill or trick」スッ
カービィはライフルを構えながら言った。
ダメタ「ダニィ!?」
カービィ「分かったよ。殺られたいんだねー」ニコニコ
ダメタ「や、やめろー! アッー!?♂」
こうしてハロウィンは幕を閉じたのだった。ダメタが生きていたのはまた別の話。
シャドー「メタ乙w」