第6話 遅刻の授業
昨日の入学式はやばいことになってた。
マルクが窓ガラスを綺麗に割った。
入学式でパイを投げたやつがいた。
校長先生の話が入学式の95%を占めた。
教室に帰ってきたら悲惨なことになってた。
今日は、そんなことがあった日の次の日である。
クラッコ「お前ら席につけー。出席確認するぞ。」
そうして、クラッコは出席をとった。
クラッコ「えー、不在4名。」
すると、マルクが勢いよく教室のドアを開けて、
マルク「間に合ったのサーーー!!!」
クラッコ「いや、遅刻だ。」
マルク「何分遅刻なのサ?」
クラッコ「5分。」
マルク「くそっ、あともう少しスピードを上げていれば…!」
クラッコ「それ以前に家をもう少し早く出ろ。」
そして20分後。
ペイロー「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペイローは教室まで全速力で走っていた。
そして、
ペイロー「うあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!教室がああああああ!!!!!!」
綺麗に教室前をスルーしていった。
クラッコ「アホかあいつは。」
そして、戻ってきた。
ペイロー「とりあえず、間に合ったようだな。」
クラッコ「アホか。30分オーバーだ。論外だ論外。」
ペイロー「くそっ、あともう少し寄り道せずにここまで来れば…。」
クラッコ「ぶっ飛ばすぞコラ。もう少しってレベルじゃねーよ。」
ペイロー「俺にとっては3時間までならもう少しの範囲に入るんだ!!」
クラッコ「感覚がどうかしとるわ。はよ席に着け。」
ペイロー「へいへーい。」
クラッコ「ったくこいつは・・・。」
そして、また生徒が入ってきた。今度はゆっくりと。DSをしながら。
DSしてるやつ「おはようございます。」
クラッコ「遅刻してきたんならもう少し急いだ様子で入れ。そしてそれは没収な。」
DSしてるやつ「ぼくは どうする?
1.おとなしく わたす
2.あいてを こうげきする
→3.にげる
ぼくは にげる を えらんだ!」
クラッコ「しかし にげられなかった!
・・・没収だ。」
DSしてたやつ「なんてことを!」
クラッコ「早く席に着け。ハルカンドルディ。」
そう、そのDSしてたやつの名はハルカンドルディ。ニートであるが、どうやら今回はペイローにたたき起こされたそうだ。
クラッコ「1人来てないが、どうせ家でぐっすりと寝てるだろうからこれからホームルームを始める。」
続く。