テーマ1:帰ってきたデンジャラスおせち対決!!
プププ暦20XX年1月1日
ポップスター各地から神業を持つ戦士たちが集う
彼らは厳しい修行、試練を超えて、
今、世界の頂点に立たんとする。
そう、ついにこの時がやってきた・・・
連続する刃物の音・・・
燃え上がる炎による熱風・・・
そして火花を散らし合う戦士たちの魂(ソウル)・・・
今年も始まった_______
2Y「第2021回 世界最強のおせち職人は誰だ!?
ザ・バトル・オブ・ザ・ファイター・オブ・ザ・オセチ!
フー! フー!」
バグジー「天誅ーーーーーッ!!!!」
バキバキッ
2Y「いってーな。開始早々頭蓋骨粉砕するとか頭おかしいだろ。」
バグジー「いや頭蓋骨粉砕してるのに『いってーな』で済ませるのはおかしいんだよなぁ。
ってそうじゃねーよ!お前これだいぶ前のメタファンさん主催の年明け企画のほぼコピペだろーがよ!
今回の企画参加者は知らなくても俺は覚えてるからな!!」
2Y「安心しろ。4年前の小説のネタなんてさすがに誰も覚えてないだろうし、
そもそもその頃の参加者あんまりいないだろうし触れなきゃばれないばれない。」
バグジー「触れちまったからもうばれてるけどな。お前小説家としてその手抜きは大丈夫か?」
2Y「これはやっていい手抜きだから大丈夫!」
バグジー「こいつ・・・。
で、何だ?まーたほぼ同じ展開でやっていくのか?」
2Y「いやさすがに丸コピするのは俺の良心が痛む。」
バグジー「お前良心とかあったんだな。」
2Y「ひでぇなおい。
まあとにかく、今回は参加者を変えているし、審査員も一部変えているぞ。」
バグジー「もしそこまで同じだったらあばら骨も粉砕してるところだったぞ。
つかいっそのこと大会名も変えろよ。名前長くてやってらんねーよ。」
2Y「名前なんざどうでもいいんすよ。中身が大事なんすよ。
考えてもみろ。
『スーパーデリシャスエビフライ』って名前なのに衣しかねぇエビフライと、
『ドブに堕ちたエビフライ』って名前なのに高級イベリコ豚が入ってるエビフライだったら
お前はどっちを買うよ?」
バグジー「お前前回に比べて例え下手くそになってるだろ!
前者は食いたくもねーし不健康そうなうえに名前もうさんくさいしエビ入ってねーし、
後者は名前めっちゃ嫌だしエビ入ってねーし、
そもそもエビフライを名乗る以上はエビを入れろエビを!!!」
2Y「俺エビ苦手だもん。」
バグジー「個人の事情は聞いてねーよ!」
2Y「というわけでさっきの頭蓋骨損傷で視界がぼやけてきました、司会の2Yです。」
バグジー「やっぱりこいつの関節すべて外しておくべきだったと後悔しているバグジーです。」
2Y「で、今回はですね、実はゲストが。」
バグジー「来てるのか。」
2Y「新型コロナウイルス対策の3密回避のために来れないだとか。」
バグジー「何でポップスターにまで新型コロナウイルス来てるんだよ。てか、そのゲストもかかってなくてよかったな。」
2Y「いや、さすがにポップスターにまでコロナはきてないぞ。」
バグジー「じゃあ何のための3密回避だよ!?」
2Y「まあ、それは置いといて参加者の皆さんを紹介していきましょう!」
バグジー「前回以上に前置き長くなってるじゃねーか。てか今回もどうせろくでもないのが集まったんだろ?」
2Y「いや、今回は精鋭しか呼んでないぞ。」
バグジー「お前が選んだ精鋭はマジで心配しかないんだが。」
2Y「ワドルディに憑依したもののあっけなくカービィにやられてはや20年。今、鍋を片手にリベンジを果たす!
黒豆代表、ダーク・リムル〜!」
バグジー「しょっぱなからやべーの出すな!!!
というか読者わかるかこのキャラ!?」
2Y「テロップだしとこうか。この辺に。」
バグジー「テレビ番組かよ。」
*ダークリムル:星のカービィ64に出てたワドルディに憑依してたダークマター族っぽいの。黒くて丸い。
バグジー「というかこれを黒豆と呼ぶのダメだろ!」
2Y「リムルさん、意気込みをどうぞ。」
ダーク・リムル(以下リムル)「転生したら最強のスライムになりたいです。」
バグジー「いや、それ違うリムルだ!!転○ラのネタ通じるか!?」
2Y「そのもちもち感、餅に劣らず。最強の弾性を持つ親玉が、今ヒートアップして餅のごとく膨らんでいる!
おもち代表、ゼロ〜!」
バグジー「やべーのを2連続で出すな!ポップスター侵略されるぞ!!!」
2Y「ゼロ様、意気込みをどうぞ。」
ゼロ「0から1を産むのは大変難しいことだと思うので、せめて0.1を産めるように頑張るぞ。」
バグジー「まともなこと言ってる感あるけどそいつ絶対その言葉の本質わかってねーだろ。」
2Y「お正月太り?ノンノン、元から太ってらい!大晦日はこたつでガ○使見てました!
かまぼこ代表、ファッティホエール〜!」
バグジー「クジラをかまぼこにするな!
ってかできねーだろ多分!」
2Y「まーた2Yが捕鯨反対団体に怒られますね。
ところで今回の意気込みは?」
ファッティホエール「録画してた紅白歌合戦を今日は見ようと思います。」
バグジー「もはや意気込みでも何でもねーな。」
2Y「この一族、毎年毎年皆勤賞!でも優勝したことはない。今年こそは優勝をと、くじ引きで選ばれた雲の戦士!
数の子代表、クラッコJr.〜!」
バグジー「数の子要素どこ行ったー!?」
クラッコJr.「おい!俺の正しい名前はクラッコ=ショーガツニシ=シャゴニューデ=オマエキリステターイz」
2Y「箱のことならアタシにお任せ!あらゆる箱を研究し尽くした結果、フィールズ賞候補には結局なれなかったのはこの女!
重箱代表、ボクシィ〜!」
バグジー「重箱代表とかあんのかよ!」
ボクシィ「何?重箱差別する気?」
バグジー「重箱差別って何だよ!?」
2Y「というわけで意気込みは?」
ボクシィ「今年こそはフィールズ賞取るわよ!」
バグジー「少なくともここで言うことではねーな。」
2Y「鶏肉が好きなあまり、鶏肉こそが肉界のエリートだと信仰してやまず、ポップスターのから揚げ大使にもなったのはこの人!
オムライス代表、マルク〜!」
バグジー「ツッコミどころは色々あるけどせめてお正月にまつわれぇーー!」
2Y「意気込みは?」
マルク「トリックオアトリートなのサ。」
バグジー「いつまでハロウィンやってんだお前は。」
2Y「以上6名が参加者です!
そして審査員は・・・」
ペイントローラー(以下ペイロー)「前回は作者にバタービルディングとアイスクリームアイランドを間違えられたペイローと!」
デデデ「タダ飯が食えると聞いてやってきたデデデ大王ゾイ!」
太郎「佐藤太郎です。」
読者「いや誰だよ!?」
太郎「佐藤太郎です。」
バグジー「こいつまた居るのかよ。」
2Y「一応言っておくとこいつはちょっと胃が強いごく普通の人間だ。」
バクジー「ちょっとどころじゃねーけどな。」
2Y「なお、優勝者には・・・」
バグジー「どうせまたしょうもないのがあたるんだろ?」
2Y「クオカード0.9円分を贈呈します!」
バグジー「何で微妙に値上げした!?」
ゼロ「なっ!?ということは以前の優勝賞品のこのクオカード0.1円分と組み合わせれば1円分になるのか!?」
2Y「なりますねぇ。」
バグジー「いや、なったとしても1円じゃ大して使えねぇだろ。」
2Y「お前、1円を笑うものh」
バグジー「分かった。分かったからもうこれ以上言うな。前回とマジで被る。」
2Y「では調理を開始してください!」
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2Y「リムル選手は大量の大豆をフライパンに入れてますね。」
バグジー「黒豆じゃねーの?というか黒豆つくるなら煮ろよ。」
リムル「いや、これであっている。これが黒豆の由緒正しい作り方だ。」
バグジー「お前もしかすると黒豆見たことないだろ。」
リムル「味噌や醤油、豆腐だって大豆からできている。黒豆だって大豆から作れる。」
2Y「テキトーな論ですねぇ。おっと、フライパンに今大量の醤油入れましたね。」
ペイロー「あ、それさっき俺がすり変えといた墨汁。」
バグジー「開始早々審査員が妨害するな!」
2Y「ゼロ選手も見たところまともそうですね。」
バグジー「『も』、と言ったってことはお前リムルの状況をまともだと判断したということでいいのか?」
2Y「まぁ、その系統の妨害は見慣れましたからねぇ。」
バグジー「それ見慣れちゃいけねぇ奴なんだよなぁ。」
2Y「ゼロ選手はこんにゃくを切ろうとしてますね。」
バグジー「おせちにこんにゃくとかあったか?」
2Y「手綱こんにゃくと言って、何かねじった感じのこんにゃくみたことないか?」
バグジー「あー、あったようななかったような・・・。」
2Y「まあ、それはいいんだが、ゼロ選手なかなかこんにゃく切りませんねー。」
バグジー「というか何かよく聞こえないけどブツブツ言ってねぇか?」
2Y「ちょい近づいて何言ってるか聞いてみましょうか。」
ゼロ「おいおまえ、この私を差しおいて何勝手に弾力世界一を名乗り挙げた?いいか?今この世で必要とされてるのはお前のそのぐにぐに感じゃなくて、私のこのもちもち感だ。いいか?notぐにぐにbutもちもちだ。私はこのもちもち感をしてダークマター族の長になったし、星のカービィ3のラスボスにもなれた。しかもこの私を崇拝する日本の信者もいる。だがそれに対してお前はどうだ?所詮煮物の脇役ではないか。大根や肉には到底かなわんだろう。それが貴様のぐにぐに感の限界だ。この私のもちもc」
バグジー「なぁんでこんにゃくにメンチ切ってんだお前はぁ!!!
しかも何だそのしょうもない張り合い方は!?くっそどうでもいいわ!!」
2Y「無視して次に進みましょう。」
2Y「こちらファッティホエール選手のエリアですが、ファッティホエールさん見当たりませんね?」
バグジー「買い出しじゃねーの?
っと、こんなところに置き手紙が。」
『格付けチェック忘れてたので帰ります。あと、陸上はクジラの私にはきついです。
by ファッティホエール』
バグジー「まさかの試合放棄!?しかも理由もしょうもねーな!?」
2Y「何言ってんだ。クジラが陸上苦手なのはしょうもない理由ではないだろ。運営側も予測できた事態のはずだ。」
バグジー「そうだな!その準備不足の無能運営がお前だけどな2Y!!!」
2Y「えーっと、こちら数の子代表の雲ですね。数の子を作っております。」
バグジー「・・・なぁ。そもそも数の子って作るものだったか?
いや、確かに調理とかは必要だろうよ。でも数の子自体は作るものじゃないよな多分?」
2Y「まぁニシンの卵だしね。
というわけでクラッコJr.選手はニシンを稚魚から養殖してますね。」
バグジー「おおおおおおおおおおい!!!!!!スパンが長すぎんだろ!!
どうしてそこからやろうと思った!?」
クラッコJr.「何を言っている。これは養殖じゃないぞ。
ある程度大きく育ったら海に放流するつもりだからこれは栽培漁業だぞ。」
2Y「中学地理の重要事項ですね。皆さん頭に入れときましょう。」
バグジー「ほーん、ためになるな・・・
・・・ってアホか!どちらにせよ時間かかることに変わりはないだろ!?
数の子もう買って来いよ!」
クラッコJr.「別に私は最初っから数の子を作るつもりないぞ。だて巻き作る予定だったし。」
バグジー「じゃあはよ作れよ紛らわしいな!?」
2Y「こちらボクシィ選手。立方体の氷を彫刻のように削ってますね。」
バグジー「なんだなんだ?氷の重箱でも作るのか?」
ボクシィ「いえ、かき氷よ。」
バグジー「いや季節感んんんんんんんっ!!!
正月なんだけど!?普通に真冬なんだけど!?」
ボクシィ「スーパーだって冬でもアイス売ってるじゃない。それは冬でもアイスの需要があるから売ってるのよ。
冬にアイスが需要があるなら冬にかき氷作ったっていいじゃない?」
2Y「まぁ、そうっすね(適当)
ところで、かき氷なら普通に氷を削ればいい気がするんですが、何故彫刻してるんですかね?」
ボクシィ「え?丹精込めて作った作品を最後かき氷機で粉砕するのが楽しいのよ?」
2Y「これが破壊と創造か・・・。
ところでそれは何を彫ってるので?」
ボクシィ「戦艦ハルバードよ。完成した完璧な戦艦ハルバードの氷像をかき氷機で粉砕するのって爽快じゃない?」
2Y「サイコパスみがあるなぁ・・・。お前絶対やばい奴だろ。」
バグジー「背後から斬られても俺知らないぞ・・・」
2Y「さて、最後にマルク選手ですが、何もしてませんね?」
バグジー「いつも通りのサボりか?」
マルク「違うのサ。今はまだ待つ時間なのサ。」
バグジー「待つ?」
マルク「そうなのサ。今さっきカービィがポップスターを出発して7つの星をつないでいるのサ。」
2Y「それだけ聞くとただの『銀河に願いを』だな。」
バグジー「・・・!
お前まさかノヴァを・・・!?」
マルク「お?察しがいいのサ。
そう!ボクはノヴァの力を使ってこの大会に優勝するのサ!」
2Y「こっすいなぁ。というかこんなクソ大会のためだけにノヴァ使うのかよ。」
バグジー「しれっと自分主催の大会ディスったなお前。クソ大会て。
で、何だ?『最高級のおせちを出すのサ!』とでもお願いするのか?」
マルク「いや、『オスロをボクのものにするのサ!』とお願いをするのサ。」
バグジー「・・・は?」
2Y「オスロっつーのはあの・・・ノルウェーの首都の?」
マルク「そうなのサ!オスロを買収すればこの勝負勝てるのサ!」
バグジー「いやなんでだよ。」
マルク「よく考えるのサ。前の大会にオセロを買って優勝した奴いたじゃん?
その法則で行けば今年は『オスロ』を買った人が優勝するに決まってるのサ!!」
バグジー「アホだ・・・根っからのアホだ・・・!」
2Y「頑張れオスロ市民。負けるなオスロ市民。マルクをつぶせるのは君たちしかいない。」
バグジー「いやもうその前にカービィにボッコボコにされればいいと思うんだがそれは。」
==========
2Y「と、いうわけで皆さん調理が完了したようですね。」
バグジー「調理してたの参加者の半分ぐらいしかいなかったけどな。」
2Y「とりあえず、一番まともそうなゼロ選手のから見てみましょう。」
ゼロ「私が作ったのはこれだ。」
と言って、ゼロが取り出したものは、大福だった。
2Y「すんげぇまともやん。」
バグジー「まとも過ぎて感動の涙が出たわ。
いや、おせち全然関係ねぇけど。」
2Y「ちなみに工夫した点は?」
ゼロ「私のもっちもちな皮膚を使った。」
バグジー「前言撤回。まともとは言い切れなかったわ。」
2Y「まあでもゼロ選手、見た目はおいしそうですからね。私常々おいしそうだなぁと思いながらゼロ様見てますから。」
バグジー「お前頭おかしいだろ。」
ゼロ「そうだろう?おいしそうであろう?」
バグジー「お前も誇るな。そんな誇ることでもねーよ。」
2Y「というわけで、審査員の皆さん。コメントをどうぞ。」
ペイロー「めっさ普通。例年よりくっそつまんねーから−100点。」
デデデ「ダークマター族なのにエグみがないもの作ってるゾイ。このギャグ小説の趣旨を何一つわかっていないゾイ。」
太郎「ぶっちゃけ雪見だい○くの方が美味い。」
2Y「とのことでした。今年の審査員は辛辣ですねぇ。」
バグジー「辛辣というか、観点間違ってるだろこれ。美味しいおせち決める大会だよな?」
2Y「何言ってんだ?この大会は料理対決に見せかけた大喜利大会なんだが?」
バグジー「初耳なんだが!?」
ゼロ「腹立ったので帰りにポップスター侵略するわ。」
バグジー「誰か止めろ!!!」
2Y「続きましてクラッコJr.選手見てみましょうか。だて巻きでしたっけ?」
クラッコJr.「これは自信作だぞ!」
と言って取り出しただて巻きは墨汁のように真っ黒だった。
2Y「黒いなぁ〜。だて巻きって何だっけ(哲学)」
バグジー「匂いからするに、これ焦げの黒じゃないよな?どうしてこうなった?」
クラッコJr.「卵にあうと思ってな。醤油を使ったぞ。」
バグジー「・・・一応確認するんだが、その醤油はどこにあったものを使った?」
クラッコJr.「ん?ああ、ダーク・リムルのところにあったのをこっそり使った。」
バグジー「ペイローの嫌がらせが他の選手にまで飛び火してるじゃねーか!」
2Y「つまり墨汁だて巻きか。食いたくねーな。
というわけで審査員の皆さん、コメントを。」
ペイロー「墨汁の嫌がらせを今激しく後悔している・・・ぐふっ。」
デデデ「ペイローは後でハンマー100発の刑ゾイ!ッゲホッゲホッ。」
太郎「洗濯で落ちるタイプの墨汁だとなお良いと思った。味は悪くない。」
2Y「まあまあ評価高いですね。」
バグジー「何をもってしてそう思ったんだお前は。
あと相変わらずあの人間頭おかしいだろ。」
2Y「おかしいのは頭というより舌と胃だと思うけどな。逆に羨ましいわ。」
バグジー「さて、審査員たちが死ぬ前に次行くか。次はダーク・リムルか?」
2Y「それで行くか。ではどうぞ。」
リムル「というわけでできたぞ。黒豆。」
しかし、そこにあったのは煮豆
・・・ではなく黒い煎り豆(節分にばらまく奴)だった。
2Y「うーん。黒いな。でもお前は絶対黒豆を勘違いしてるな。」
リムル「だが、黒豆ってあれだろ。鬼にぶつける奴だろ?」
2Y「うーん、1か月早いな。それ違う豆だわ。」
バグジー「でも墨汁使ってるのに何か香ばしい匂いするの何なんだ?」
2Y「そこは単純に料理が上手かったのでは?
では審査員の皆さん、コメントをどうぞ!」
ペイロー「てめぇ!ハンマーで人を殴るとは何だ!?道徳教育が必要か!?」
デデデ「大王は特権階級だから人を殴っても許されるゾイ!
それより醤油と墨汁すり替える方が悪質ゾイ!!」
ペイロー「自称大王の分際で偉ぶるんじゃねー!!」
デデデ「うるさいゾイ中ボス風情が!!」
太郎「洗濯で落ちるタイプの墨汁だとなお良いと思った。味は悪くない。」
バグジー「すんげー喧嘩してるんだけど!?食って感想言えよ!
あと太郎さっきと全く同じコメントなんだが!?」
2Y「この小説ホンット子供の教育に悪い小説だな。誰だよ作者は。極刑に処せよ。」
バグジー「いやお前だよ!!!」
2Y「それはともかく、次行こう。ボクシィ選手。」
ボクシィ「これはもう最高傑作よ!ほら!」
と言って、戦艦ハルバードの氷像を出した。
それは細部まで再現されており、実に見事な出来であった。
2Y「うわすっご。」
バグジー「これを粉砕するのもったいないなこれ・・・。」
2Y「やっぱり保存して取っておかないこれ?」
ボクシィ「何言ってるのよ。破壊するまでが芸術よ。
それに保存したってどこかが解けて粗悪化するじゃない。」
2Y「うーん、まあそうなのかもしれないんだけど・・・。」
ボクシィ「それでは、ミュージックスタート!」
バグジー「ミュージック?」
タララータララーラターラーラタララーララー(BGM:友と夕陽と・・・)
ガガガガガガガガガガガガガッガガ
2Y「氷像ハルバードが粉々になっていく・・・。哀れな・・・。」
バグジー「これメタナイトを審査員に呼ばなくて正解だったな。」
ボクシィ「あっはっはっは!!これ楽しい!超楽しいわ!
私の見事な芸術が破壊されていく様は実に素晴らしいわね!」
バグジー「うーん。こいつ大丈夫かな・・・?」
2Y「ま、まあ、人の数だけ芸術の形はあるので否定はしないけど、ハルバードが哀れだなこりゃ。
それは置いといて、審査員の皆さん、判定をどうぞ。」
ペイロー「下手な喜劇より面白かった。」
デデデ「ワシもそれやりたいゾイ!」
太郎「自分の氷像でやってみたい。」
2Y「めっさ好評ですね。肝心のかき氷の味については皆さんノーコメントですが。」
バグジー「それより太郎のその発言の意味するところはマジでわかんねーんだよなぁ。」
ペイロー「あ、ちなみに味はただのかき氷だったぜ!」
バグジー「まあそうでしょうな。んじゃ、最後のマルクだが・・・
あいつどこ行った?」
2Y「おや、マルク選手いませんねぇ。帰ったんでしょうか?」
ペイロー「いや、上を見ろ!マルクがカービィと戦ってるぜ!」
2Y「上?あ、ホントだ。」
バグジー「時間軸的にはノヴァの核破壊した後ぐらいか。」
2Y「メタい発言やなぁ。
それと頑張れカービィ。ノルウェーの命運はキミにかかっている!」
バグジー「自分のあずかり知らぬところでよくわからないものを背負わされてるのって大変だな。」
2Y「お、マルク撃破されたっぽいな。」
バグジー「ん?ということは?」
マルクはカービィに吹き飛ばされ、そして吹っ飛んだマルクはノヴァに衝突し___
テーテレテーレーテーレーテーテーレレー テーテレー テーレレー (BGM:カービィ凱旋)
___爆発した。
2Y「こうしてオスロは救われた___それにしてもきたねぇ花火だ。」
バグジー「今回他作品ネタ多過ぎだろ。怒られるぞ。」
2Y「さてと。審査員の方、判定をどうぞ。」
ペイロー「予 定 調 和」
デデデ「い つ も の」
太郎「お 待 た せ」
バグジー「ニコニコのコメント弾幕かよ。よく赤字の大きい文字でよく見るタイプの」
2Y「さて、これで全員分の評価が終わりました。
それでは審査員の皆さん、最終判定をお願いします!」
ペイロー「格付けチェック見たいという点に関して大いに共感できたのでファッティホエールで。」
デデデ「ここでファッティホエールに媚びを売っとけば肉を少しは分けてくれると思ったからファッティホエールに一票ゾイ!」
太郎「隣2人の同調圧力に負けたのでファッティホエール。」
2Y「というわけで優勝は途中帰宅のファッティホエール選手です!!!」
バグジー「いや料理の評価をしろおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
こうして、おせち料理対決は相も変わらずアホな結末で幕を閉じた。