あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: ヒガシノ/投稿日時: 2023/11/08(水) 16:55:26
投稿者コメント:
ヒガシノ、多忙のため毎日投稿中断します。
コメントは返せると思います。
続き載せました!✨(11/10(金))
号笑 第五章「猫井順の蜿キ隨」
白っぽい青空に、大きな入道雲。蝉の声がうるさく響く中、こめかみから汗を流しながら歩く。
…ユキは、この暑さの中で無事だろうか?
そんなことを考えていると、橋の下に到着した。橋の下は、大きな影ができていて、とても涼しかったので、安心した。
今日もユキのために猫用ミルクを持ってきた。今朝は弟に発見されてしまい、口封じに手間がかかった。弟は、お菓子を買ってくることを条件に、親には言わないことを約束した。
橋の下には、いつものように段ボールが置いてあった。いつものように開けた。するといつものようにユキが…
いつものように
俺は笑ってしまった。

* * * * * * * * * * * * * * * * 

笑ってしまったのが悪かったんだろう。
やはり俺は、もう今後一歳感情を露わにしてはいけない。
この先も、ずっと無表情の仮面を被り続けなければならない。
こんなの当たり前のことだったのに。
どうして今更苦しいんだろう。
誰か…。夏野。助けて。

この作品についてのコメント/評価 (2)
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