最大の危機?
アクアアリスに着いたカービィ一向。カービィは早速遊んでいる。
「カービィ、早く行こうってー」
「え〜…しょうがないなぁ…」
そう言って再び歩く。ふと、視線を感じた。ワドルディでもフラメアでもない、
誰かがずっと着いてきて見ている。
「…誰?」
そう聞くが、返事はもちろん無い。無視しようにも気になって仕方がない。
「……もう思い切り無視しよう」
「うん、そうしよう。」
「早く3つ目の宝珠を見つけてあのストーカーを振り切らないと…」
「しつこいね、いい加減離れてくれないかな…」
「ん?あそこ…宝珠があるよ!」
遠くからも視認できるほど光り輝いていた浅葱色の宝珠。しかし、カービィは
思った。
『また何か出てくるんじゃ…』
予想通り、゛何か゛が出てきた。しかし、ドラゴンではなかった。いたのは、
ー真っ黒で白い目のカービィだった。
「え!?ぼくの分身!?」
状況が掴めずカービィ達は混乱した。
「戦わないと!」
そう言って分身ーシャドーカービィに攻撃しようとした。しかし、シャドーも
攻撃しようとする。 カービィは自分と全く同じ攻撃をするのだと気がついた。
「どう立ち回ればいいんだろう…同じ攻撃なら回避の方法が分かるけど攻撃は
向こうのほうが強いし…」
カービィ達は最大の危機に陥ってしまった。解決策はあるのだろうか…