あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: カビリン/投稿日時: 2015/03/22(日) 18:56:53
投稿者コメント:
第四話、出来ました〜
なんか毎日更新してるような・・・
一応不定期連載です。
第4話 忘 れ 去 ら れ た じ っ ち ゃ ん
★キャラ紹介
フォル・・・「ヨビゴエ」の一人。
人間界からやってきたが、その事を知るのは四戦士とテレンスのみ。
本人も自覚はなく、記憶は消し去られている。
剣使いになるため、日々修行に励んでいる。

テレンス・・・「ヨビゴエ」の一人。
フォルとは幼なじみで、人間界からやってきた。
実は自分が元人間だということも覚えていて、タイミングを狙って教えようとしているが、うまくつたわらない。
魔法使いをめざし、日々賢者の元で修行を積んでいる。

アオイス・・・フォルの弟。
迷惑兄貴に振り回されるも、しっかりしている。

ニジ・・・四戦士の一人で、発明家。
この世界の電化製品はだいたいこの人が作っている。
テレンスに魔術を教える。なので賢者とも呼ばれる。
じっちゃんなのに元気。

グラ―・・・四戦士の一人。
昔はワルだったが、心を入れ替え剣術を極めた。
フォルに剣術を教える。
地味にニジの助手。


ガタンゴトンガタン・・・と、電車が轟音でもない轟音を立てて去って行く。
ここはファインフィールド。バスで5時間かけてきた。

「あ〜腹減った。」
テレンス、ニジ、グラーが同時に言う。

「何食・・・ってBUのCMかよ!小説でやっても受けねえよ!」

「何一人でしゃべってんの?」
「お前、ワシより若いのに、幻覚でも見えてるのか?」
「現実から逃げていては何も変わらんぞ?」
「乗ったのはお前らだろ!」
・・・とにかく、四人が何故ここに居るのかというと・・・

「ファインフィールドをゴーグルマップで調べたら・・・え?百二十五時間?」
「はぁ?」
「あ、徒歩はな。電車では三時間、バスでは五時間・・・」
「じゃあ電車でいこう!」

「・・・あのな、俺達新聞配りにそんなにマネーがあるか?」
「・・・しょーがないかな・・・バスだね」

とはいえ、場所がさっぱし分からないので、二人が師事している四戦士のうち二人、二ジとグラーについて行ってもらった。
そして今にいたる訳で・・・

「ふー。やっと弁当買えたぜ」
「長蛇の列じゃった・・・」
「うーん、美味しい〜!」
「あの、皆さん、我々、旅行に来たわけじゃないと思うのですが・・・」
「もう旅行でいいじゃろ!」
「良くねーよ!テレンスのじっちゃん危ねえだろ!」
「あ、そーだったそーだった、じっちゃん忘れてた」
「実の孫が爺ちゃん忘れてどーすんだよ!・・・まあ実孫ではありませんが」

「ん?どういう事なんですか?グラーさん」
「・・・いや、何でも。」
「なんで言わないんですか?そろそろ私達がニン・・・」
「何故お前がそれを知っているのじゃ?」
「ああいえいえ、わ、私達が・・・ニン、にん・・・人気が無いって言いたかった  んです!」
「どういう意味だよ、それ」
「いいいいいや、馬鹿キャラだからとか?」
「何だと!」
「真実を言っただけだよ!」

「・・・ある意味、当たってますね」
「まあいいじゃろ」

もうグダグダ。いつになったらじっちゃん助けるの?君たちは・・・
 
                    Stay tuned for next time・・・

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