あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 秋桜/投稿日時: 2017/12/06(水) 20:21:26
投稿者コメント:
お久しぶりです!メガテンを書き始めた(終了した)秋桜です。そして、1700達成していました。本当に読んでくれる人たちに感謝しています!

受験の影響で、書き続けることが少々困難ですが、頑張って書いていきますのでぜひ、読んでいって下さい!

BGM:回歴する追憶の数え唄
第48話 思いよ、届け!
「フフフ…もう、立ち上がれないの?」
「くっ…………」
「能力同士で戦いたいというのに、一切使わないなんて…ホントつまんない」

彼は、ラグナロクを…本当のラグナロクのことをよく分からない。それが、道具の為か…それとも、ちゃんとした目的があるのか……それに気付いていない…。

「これが…本当に、役立つのであれば………」
「何が言いたいわけ」
「私が言いたいのは、この能力でエリーを救えるのであれば救いたいのだ!!!」
「…!!」

彼の思いがエリーの心を揺らす。エリーは、とあることが脳裏に浮かんだ。

『エイレーネ、その能力でこの世界を守るのです…。あなたにしか出来ないことですよ……』
『はい…………様』

「うっ…うぅっ! させるかっ!」

__ああああああぁぁぁぁぁっ!!!!!

「エリー!」
「少し気を緩めていれば、危ないとこだったわ」
「エリー…絶対に、救ってみせる…。私がエリーを斬れば騎士道精神がと気にするが…エリーを救うためだ……。やるしかない…」

メタナイトは、出来る限りのチカラを発揮しようとする。その証拠にギャラクシアが光輝いていた。

「ぐあああぁっ…こ、この光は…このチカラは……ラグナロク…なのかっ!」
(エリー…一緒に帰ろう…そして、昔みたいに…また………)

メタナイトはギャラクシアを天に向かって掲げる。

「はあああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」
「【聖剣の雨】!!!!!!」

光のような剣が雨のようにエリーのもとに降り注ぐ。それは剣ではいるが、その光は闇を浄化する光。実際、刺さる訳ではなく、エリーの心にある闇を浄化するための技であった。

「メ…メタ………ありがと…」

エリーが倒れかけていたが、それをメタナイトが支えようとする。

「エリー、大丈夫か?」
「うん…大丈夫。あなたの思い…届いたわ……」
「そうか…それは、よかった…」

メタナイトが微笑ましくしていた。そんなとき、みんながこっちへとやって来た。

「メター! やったね!!」
「ああ…それより、シヴァはどうなったのだ?」
「私たちで倒しておいた」
「多分、死んだんじゃない?」

シャドーがそれを口にしたとき、エリーを操っていたイシスがゆっくりと立ち上がった。

「シヴァ様は……生きているわ…」
「生きている…!? ボクたちで倒した筈なのに!!!」

「それとこれは違うぞ」
「まさか……ゾイ…!?」
「そのまさかだ」

ボロボロになっていたはずのシヴァがピンピンしていた。

「まだ、生きていたの!? しつこい!!! 【サイクロン】!!!!!」
「そうはさせないわ!」

イシスはすぐさま結界を張り、エリーのサイクロンをはじき返す。

「「「「「「うわああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」」」」」」

「フフフ…対したことないわね」
「強すぎる………!」

メタナイト達は起き上がるのが困難であった。

「さて…これが、本当の目的だ…。その、目的を今明かそう」
「本当の目的…!?」

シヴァは、自分の体を犠牲にして、闇の色をしたような宝玉へと変化する。彼らは分からないが、それぞれの四天王部屋でいた、ブレインやヤヌス、シアエガも宝玉に変化し、その3つの玉もシヴァの宝玉へと向かう。

「4つの宝玉…まさか、シアエガ、ヤヌス、ブレインなのか…?」
「3人までこんなことにするなんて…仲間を…こんなことにさせるなんて…絶対に許せないことです!」
「そんなこと関係ないわ。」
「関係ないって…最低です!」
「あなたは黙っていなさい」

バンワド目掛けて魔法を放つ。

「うわあっ!」

バンワドはイシスのメギドに炸裂する。一同はバンワドのことを心配するが、その隙に4つの宝玉がイシスの中へと取り込む。

「と、取り込んだゾイ!」
「…な、何てこと…」ガタガタ

シャドーは、見ていて恐ろしく思えきて背筋がゾクゾクしていた。

「イシス! それ以上行うと、そなたは命を落とすだけだぞ!」
「フフフ…あなたは、間違えてるわ。私はこうするだけよ!」
「………!?」

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