あしかのらいぶらりぃ
はじめにお読み下さいこの小説を修正する最近のコメント・評価キーワード検索
設定メインページに戻るサイトトップに戻る
大 中 小
執筆者: 秋桜/投稿日時: 2017/11/22(水) 22:24:36
投稿者コメント:
そろそろ書き終わらせて3期書きたい。というかもう思いついたし(は?

なんか、しいたけナイトが騎士すぎたわw

BGM:時巡る銀河最強の戦士
第43話 誰かの為なら…
(長期戦は厳しいな…一気に決めるしかないようだ……。仕方ない、この手で行くとするか……)

ギャラは深く考えシャドーを救いつつ、ブレインを倒す方法を思いついた。

「【ナイト召喚】!」

彼が叫ぶと、メタナイツのクローンが3人現れ、ギャラはできるだけ距離を遠くする。

(せめて…時間稼ぎたけでいい……頼んだぞ…)

ギャラは槍を高く掲げ、力を溜めている。その一方、ナイト3人はシャドーとブレインを倒すことに集中している。

「フッ、コンナモノ…」

ヒュッ!

「ウッ…!」

シャドーは突かれた部分を抑えていた。人数的にはシャドーの方が不利ではあるが、ブレインは動揺もしない。

「仕方ない、久々に憑依をするか…」
「憑依……だとっ!?」

彼はメタナイトに教えられたことを軽く思い出した。

『ダークメタナイトが操られた時…あいつは、憑依をしたのだ。憑依された者は苦しみ続けるのだ。』
『苦しめば苦しむほどそちらが有利になっていくのだ。もし、彼と戦うのであればどうか、お気を付けて…』

(あのとき、メタナイトが言っていたことが確かであれば厄介なことに…!! そろそろだというのに間に合わずに、シャドーを犠牲にしなくてはならなくなるのか…!!)

彼は、心の中で時を止めて欲しいと強く願う。すると、周りが冷たいようなそんな感じだった。ふと見ると、ギャラ以外のみんなは動きが止まっていた。

「無駄な体力を使ったようだな…これで、決めるしかないな………」

しばらく、溜め続けると時が再び動き出す数秒前に溜まった。

「よし…これでいいだろう。そろそろ、時が動き出すか……」

時が動き出すと共に、彼はクローンのナイトを解除する。

「【トゥエルブーエナジーシャワー】!!!」

地上からエナジーソードっぽいものが20本くらい、2人に狙いを定める。

「なにっ!?」
「………!!」

「「ぐああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!」」

その技1つ1つは見事に当たり、シャドーを救いつつブレインを倒した。

「ん…あ、あれ…? ボクは一体何をして……?」

ギャラは地面に降り立ち、シャドーに「大丈夫か」と心配をする。

「うん。大丈夫…ありがと…」

2人が会話している中、ブレインはよろめきながら2人へと近付いてくる。

「これで…勝ったと……思うな…。シヴァ様が…きっと…計画を推敲…するのだ……」ドサッ

2人は警戒していたが、ブレインはそのまま起き上がることもなかった。そして扉が開く音が後ろからした。

「つまり…時間がないっていうことだね…できるだけ急ごう!」
「ああ…急がねばな……っ!」

ギャラが少しふらついていた。シャドーは「ギャラ!?」と驚きながら、彼を支えていた。

「フッ…やっと、私の名前を言ったか……」
「そ、そんなことよりっ! どうして、どうしてラグナロクの能力を使ったの!」
「分かってたのか…。お前を守るためにしただけだ……」
「っ!! なんかごめん…」

ギャラは「私のことは気にするな。私のことより、みんなのとこへと向かう方が優先だ」とシャドーに負担をかけないようにしていた。

「うん…分かったよ…それじゃあ、急ごう!」

この作品についてのコメント/評価 (1)
 前の話へ  次の話へ 
(c) 2010, CGI Script by Karakara