第40話 悪との戦い
「時…すでにお寿司…!」
「お寿司じゃなくて遅しですよ!」
バンワドが突っ込んだ。
「こうなったら……殺るしかないね…」
カービィが体力を削られつつも、2人を何とかしようと思っていたが、メタナイトが「待ってくれ」と止める。
「メタ?」
「ここは、私とデデデとシャドーで戦わせてくれ…」
「何でシャドーはいいのに、ボクは駄目なの!」
「カービィ、もしかして分かんないですか?」
「ワド、それどゆこと?」
「ダークメタナイトはメタナイトさんの悪から生まれた存在です。つまり…」
「だいおーの悪がブラデ。そういうことか………」
カービィが理解をするとメタナイトが「そういうことだ」と呟く。
「分かった。頑張って…」
「もちろんだよ!」
シャドーがソードのコピーを得てそう言った。
「デデデ、ブラデを頼んだぞ」
「言われなくても分かってるゾイ。オレ様を舐めると痛い目に遭うぞ」
デデデがあの仮面を付けながらそう呟いた。
「大王様ムリはしないで下さい。」
「分かってる」
「よし、いこう」
「ああ!」
「大丈夫かな…メタ達」
「メタナイト様達なら大丈夫ですよ」
「そんなことカービィは誰よりも知ってるでしょ?」
「…うん」
カービィは「何か大事になりそうじゃないか」とフラグを立てていた。