緑の荒野大地
ーライトニングライムー
そこはところどころ苔が生えていただけのとても暑い荒野大地。
その別名を、緑の地獄 といった。
「暑い…熱中症になりそうだよ 何か飲み物がほしいなあ…」
「頑張ってよカービィ、フラメアによると、この先は海らしいから。」
「…分かったよ それにしても何も無いところだなあ、殺風景だ…」
「出来たときからそうなの。水は最初からなかった。」
言うとおりで、元々この場所には水はない。
「ほんとにこんなところにボスはいるの?」
とカービィが聞いた。
「この辺りのはず…!いた!あれだよきっと!」
そう言われて上を見ると、目にも留まらぬ速さで来た。手には、フレアドラゴンのように宝珠があった。ーその色は、黄金だった。
ーエレクトドラゴン という激しい電撃を纏ったドラゴンだ。
「ち、近づけない…どうするのカービィ?こんなやつ相手に…」
「うーんどうしよう…水…はないし あ、そうだ、さっきフローラルフォースで
汲んできた水はまだある?」
「うん、たくさんあるよ!」
「ありがとう!おりゃああああ!!」
そう言うやいなや、ドラゴンに水をかけた。あまりに急な攻撃で躱せなかった
エレクトドラゴンは、電力を失いながら、耳が裂けんばかりの悲鳴を上げ、倒れた
「やったあ!これで2つ目だよ!強いんだね、カービィって!」
「うん、ところで次は何ていう場所なの?」
と期待を膨らませてフラメアに聞いた。
「次は、アニーアリスっていうビーチに行くよ!」
「やったあ!やっと海に行けるんだね!」
「そうだよ、行こう!」
次の舞台は、アクアアリス