徒然分かれ道
〜前回のあらすじ〜
なんか青い人がでてきて、ポップスターに着いたと思ったそうです。
〜今回予告〜
でも、また勘違いでポップスターじゃなかったので、今回は青い人出てきません。
『徒然分かれ道〜俺は赤の扉を選ぶぜ!〜』
グーイが朝起きると、ピンクの固体が液体のように床に伸びていました。
その物体の前にはドアが開きっぱなしの冷蔵庫がありました。
中は空っぽです。
グーイは白状にもファミレスへと出かけるのでした。
―つ―れ―づ―れ―
そのころ、城の中では。
「「どぅおらぁあああ!!」」
2台のウィリーが暴走して廊下を爆走してました。しかし、曲がり角の先には……。
「ふぅ、ここはこんな感じですかね…」
ワドルディが掃除用具を片付けていました。
「「ちょいぁあああ!!」」
しかし、曲がり角の向こうは壁で見えません。
ついにウィリーはコーナーを曲がりました。
「「あぶねぇえええ!!」」
「え?」
「お?」
……あれ、声がひとつ多いですね。
ワドルディの近くを通りかかったのはデデデです。
ワドルディはウィリーたちの方向を振り向きます。そのおかげでワドルディは奇跡的に撥ねられませんでした。
しかし、1台のウィリーが横にあったバケツを跳ね飛ばします。
ウィリーは2台ともとまりましたが、バケツは時速127kmで飛んでいき
そして、デデデの顔へ……。
雪白としてはこのまま顔にぶつけたいのですが、騎士道精神と忠誠心の塊である彼が許しません。
「陛下!!」
剣が閃き、バケツをすれ違いざまに一線しました。…しちゃいました。
すごい腕前です。すごいです、ほんとに。切れ味がいいですね〜、ギャラクシア。
えーと、つまりはなにが言いたいかといいますと、いや、バケツは真っ二つですよ?ただ……
綺麗に斬りすぎて、バケツの勢いを相殺できなかった訳です。
恐る恐る2人と2台が振り返れば、そこには太った濡れ鼠。ペンギンですけど。
デデデはおもむろにニューデデデハンマーを取り出します。
ワドルディは恐る恐る尋ねます。
「大王様、殿中ですよ…?」
「陛下、これは作者の罠です」
メタ発言すんなや。メタ発言のメタはお前のことではないんだよ?
デデデは(ありがたいことに)二人の言葉を聞いてないようです。
「今こそ、ニューデデデハンマーの力を試すとき…!」
「ワドルディ、逃げるぞ!陛下はご乱心だ!」
「その一因はメタナイトさんにもありますからね!」
2名ダッシュで逃亡。
「あっ、ちょ」
「おいてくな〜!!」
2台逃げ遅れ。
哀れ、2台のバイクはスクラップになったそうです。
そう、これは固有名詞がないからこうなるのです。きっと、それぞれのウィリーに名前があったなら助かったはずなのでした。私にその気はありませんが。
―つ―れ―づ―れ―
とある宙の上。
ゼロツーとダークマターが話をしています。
「……時空に歪みが生じている……」
「やはり、お気づきでしたか」
……あれ?こういう話でしたっけ?
「いらぬ『道』が増えたな……」
「と、いいますと?」
「つまりはな……」
ゼロはもったいぶります。
息を吸って〜…はいて〜…もう一度息を吸って喋りだしました。
「だって、戦争の世界になっちゃうんだぞ」
「いきなり言動崩れたなぁ、おい」
……はい。徒然はこういう話でした。
「だいたい、この前戦争起こした張本人が何を言ってるんですか」
「戦争っていうと…あれか?私が妖精の星を襲った」
「そう、その『ロ』で始まり、『ン』で終わるアレであるという誤解を招くような形の戦争です」
「あぁ!?テメェの言葉が誤解招いてんじゃねぇか!?」
「やんのか?激弱ラスボス?」
「すいませんでしたぁ!!」
ゼロツーは土下座しました(どうやって?)。ダークマター、剣を片手でまわしながら見下ろします。
これが職場の力関係です。覚えておきましょう。
―つ―れ―づ―れ―
コレカラスターで。
「もしもし、お__お兄さんツッコミ早くなりましたね。じゃなくて、また違うんですけど…」
コレカラスターの端っこで、あの青い人は遺跡を発見したそうです。
〜次回予告〜
空腹によって倒れてしまったカービィ。その背後に現れた影とは!(グーイです)
目の前に置かれたご飯の意味とは?(今、流行りのお持ち帰りパックで持ち帰ってきてくれただけです)
そして、私の分身はモブキャラ脱出なるか!?
次回、『』(タイトルも話の内容も考えてませんでした)。お楽しみに!
※今回を最初で最後に、『今回予告』と『次回予告』は廃止させて頂きます。理由などは察してください。