あしかのらいぶらりぃ
はじめにお読み下さいこの小説を修正する最近のコメント・評価キーワード検索
設定メインページに戻るサイトトップに戻る
大 中 小
執筆者: ふっきー/投稿日時: 2018/11/16(金) 22:43:28
投稿者コメント:
 眠いよーーー!フゥーーーーーッ(イカれました)!!
第三話次元の差
 あたしは真。真実の真でまことだ。顔はいいほうだとよく言われるが、実際は


 腐女子だ。
 記憶の中のあたしはずっと一人だった。
「あたしも遊びたい…」
「えー?深青さんはモテるから男子と遊んでよ〜」
「それな〜!!!」
 クラスの女子からハブられ、孤立した。
 そのあたしに希望をくれたのが、オタク文化だ。
「何この子…男だけど可愛い…!!!」
 何故か見たアニメに萌えてしまい、そこから色々とはまっていった。
 
 そのまま、一人の高校一年生の春。皆五月病に悩む時期。
「え!?深青さんっっっ!それ…!!!!」
 休み時間、推しCPの画像をスマホで見ていると、後ろから声が刺さった。
「あ…赤ノ瀬さ、ん……?」
 同じクラスの赤ノ瀬桜子だ。
「え!?私の事覚えてくれてんの!??」
「ま、まぁ…」
 思っているよりテンションの高い人だった。それから私達は親友になっていた。


 ある日の下校時刻。
「あ!」
 桜子が急に声を挙げた。
「何?どうかしたの?」
 桜子は後ろめたい事があるのか、義心地なく、
「ご、ごめーん、教室にプリント忘れた…?」
「それならついてくけど?」
 すっ、と桜子は向きを変えると、先帰っててー、と走り出した。
「大丈夫かな……?」
 まさかこのあと親友が危険な目に会うとも知らず、歩みを進めていった。

この作品についてのコメント/評価 (0)
 前の話へ  次の話へ 
(c) 2010, CGI Script by Karakara