第3話 オワリノハジマリ
「デデデ、相談があるのだが!」タッ
「やはり、そっちもかゾイ?」
「“そっちも”って? だいおーもなの?」
「はい。実は、何かが横切って行ったんです。なんだったのかは分かりませんが、何か嫌な予感がするんです……」
バンワドの発言にメタナイトは「奇遇だな。私もそうだと思っているのだ…」と言う。
「イシスを倒してから何もなかったが…いきなり来るのも妙だな…」
「もしかして…デストロイの裏がいた……とか?」
「…にしては、今更な気もするが…」
一同はなにがどうなっているんだと考え込む。そんな時………
「ん…?」
いきなりグラグラと揺れ始める。それが、少しずつ大きくなっていった。
「じ、地震っ!?」
「っ!? 皆、何かに掴まれ!」
一同は何かに掴まって押さえていた。しばらくすると…揺れはおさまったが、空が暗くなっていた…。
「なんか暗いですね…。何があったか見てきます…」
彼は外を見に行くと、彼は「えぇーっ!?」叫んだ。彼の叫ぶ声を聞いた一同は、駆けてきた。
「ワドルディ、どうしたのっ! って…なっ、なにこれ!?」
「ど、どうなってるゾイ!?」
空が闇のように暗くなっていた。
「うわぁっー!!!! どうなってんだ!?」
住民らも何がどうなっているか分からず、慌てていた。
「い、一体誰がこんなことをしたんですか………!?」
「…まさか、デストロイが復活でもしたのか……!?」
「そんな……ボク達が倒したはずなのに!」