第3話「戦艦を超える敵兵」
デデデ城が破壊され、人々がキカイ化する一方、ハルバードでは………
「メタナイト様! 人々やプププランドが次々とキカイ化しています!!」
「キカイ化された住民たちは敵の手先として操られている模様です!」
「デデデ城も一部が破壊され、デデデ大王の消息も不明!」
「うわぁ………次は絶対ハルバードダス! どうすればいいんダスか!?;」
メタナイツたちは慌てる一方だった。
「落ち着きたまえ。慌ててもどうしようもないぞ。それより、カービィは無事なのだろうか…」
「メタナイツたち、カービィはどこにいるか?!」
「えっと………カービィの消息も不明!」
「ま、まさか……カービィまでキカイ化された……!?」
メタナイトは冷静に「奴のことだ。どっかで寝てるに違いない」と言う。その一方でカービィは本当に寝ていた。
「むにゃむにゃ……ホカホカにくまん……いただきま〜す………」
「ホカホカ〜〜〜…もっともっとぉ〜…………」
*
いきなり、バル艦長が叫ぶ。
「メタナイト様、敵の姿を取らえましたぞ!」
スクリーンにはあの球体が写っていた。
「あれが敵の本拠らしいですな!」
「バル艦長、出力最大で球体に狙いを定めろ」
「了解! 出力最大!!!」
ハルバードの性能は高性能で、2主連砲がどんな敵でもこっぱみじんにできるものだ。それが青白く輝き発射されるが………
「なっ……!?」
敵が反応に素早く、それに対抗する極大のビームを発射する。2主連砲を吹き飛ばすくらいの威力だった。
「うわあああっ!!」
衝撃で全員が壁にぶつかる。
「くっ……。メタナイト様! 2主連砲と機関部がやられ、制御不能に陥ってます!」
「まさか…2主連砲を超える威力を持つとは……」
バル艦長は、アクシデントが起きてる中スクリーンを見ていた。そこには、ピンク色の髪をした謎の女性が写っていた。
「メタナイト様、敵兵が侵入してきております! まもなく司令室に…」
バコンッ!!
「なっ……もう来てしまわれた…」