子守り(カービィも)(3日目)
次の日の朝早く、メタナイトは昨日遅くまで水遊びをしていたカービィの事を心配して、そっとアイクとマルスの部屋を抜け出していた。
メタ「かーびぃ、だいじょうぶー?」
メタナイトはそう言いながら部屋に入る。すると、そこには風邪を引いて倒れているカービィが!
メタ「きゃあ!かーびぃ!ちょっと、だいじょうぶ!?」
しかし、返事はない。きっと風邪が悪化しすぎて気絶しているのだろう。
メタ「…だれかよんでこないと!!」
メタナイトは、そう言いながらアイクとマルスの部屋に駆け込む。
メタ「ちょっと、ふたりとも〜!!」
メタナイトの大声に目が覚める2人。
マルス「ん…、おはようメタ…ずいぶんとはやいんだね…」
アイク「というか、何かあったのか?ずいぶんと慌てているようだが。まぁ、肉でも食って落ち着けよ」
メタ「それどころじゃなぁ〜い!ふたりとも!なんかかーびぃがたおれてるんだけど!?」
アイク・マルス「えっ!?」
マルス「えっ、倒れてる!?」
メタ「うん。」
マルス「風邪を引いて?」
メタ「多分。」
アイク「まぁ、ここでもたもたしててもしょうがねえ。とりあえず行ってみるか。」
マルス「あ、待ってよ〜」
こうして、とりあえず部屋に行ってみることに。
マルス「さて、カービィは…って、あ、いた。おおー、ほんとに倒れてる…って、凄い熱!やけどしそうなくい熱い!」
アイク「どれどれ…」生肉をあてる
生肉「ジュッ」
アイク「あ、焼けた。」
マルス「何やってんの!」
アイク「すまん。」
マルス「まあ、いいや。とりあえず、ベッドに運ぶよ!って、おもっ!アイク、手伝って!メタはドクターのところに行って、薬貰ってきて!」
アイク「(ドクターは今メタの解毒薬を作っていて忙しいはずなんだか…)おい、ちょっと待てって、もう行っちまったか…」
マルス「ちょっと!早く手伝ってよ!」
アイク「すまんすまん。」
こうしている間に、メタナイトは研究室へ到着。
メタ「どくたーって、あ、なんかいそがしそう…お、ここにあるのはかぜぐすりかな?」
そう言いながらメタナイトが手に取ったのは、この前カービィが風邪薬と間違えて取ってきた幼児化する薬とよく似た薬。 しかし、この前のとは違っても幼児化するのは同じ。まぁ、いろいろ違うかもしれないけれど。 しかし、メタナイトはそれには気づかずにそのまま貰って行ってしまった。
メタ「おじゃましましたー。」
そして、部屋へ戻る。
メタ「貰ってきたよー!」
マルス「あ、ありがとう!ちょうどカービィが起きたとこ!」
カビ「メタ、ありがとう!」
アイク「(あれ、いつもと何か違うような…)」
風邪薬ではないことにアイクは気がついたが、時すでに遅し。 もうカービィは飲んでしまっていた。 そして、そのまま再び気絶。
メタ「かぁぁびぃぃい!?」
と、その時。ドクターが慌てて部屋へ入ってきた。
ドクター「ストォーーーップ!薬を飲むなーっ!
って、遅かったか…」
マルス「な、ドクター!この薬はいったい!?」
ドクター「その薬は、この前の幼児化する薬の第二バージョン。解毒薬の研究してたら、偶然できた。危険だから後で捨てとこうと思ってたんだ」
メタ「ご、ごめんなさいっ」
ドクター「ん、全然大丈夫。この薬は、この前のやつとは違って、幼児化する期間が決まっているんだ。幼児化する期間は、一週間。 後、他にもこの前のやつは30分しか意識がもたなかったけれど今回のやつは1時間意識がもつんだ。 それから、今回の薬は前回の薬よりもそんなに小さくならないよ。だから、多分カービィの方が年上だとおもう。 多分、カービィが5歳くらいで、メタナイトが3歳くらいだと思う。 後は…」
などなど、ドクターがアイクとマルスに話している間メタナイトは、泣きながらカービィにすがっていた。
メタ「ぐすっ、ひっぐ、ごめんねかーびぃ… ぼくがまちがえなかったらこんなことにはならなかったのに… ひっく、ごめんね…」
まるでカービィが死んだかのような言い方だ。と、そこへカービィが起きてくる。
カビ「ふぁ〜あ、よく寝た〜…って、なんじゃこりゃぁああ!?体が小さくなってる…って、メタ!!どうしたの!?誰がメタを泣かせたの!?おい、メタを泣かせたやつ!今すぐ出てこい!!ミンチにしてやる!!」
と、叫ぶカービィ。そこへメタナイトが
メタ「か、かーびぃ!よかった〜、しんでなくて!いきててよかったぁ!かーびぃ!!」
と、言いながらカービィに抱きつく。 どうやら、死んでると思ってたらしい。
カビ「メ、メタ!?どうしたの!?っていうか、死んでなくてって何!?」
動揺するカービィにアイク達が話しかける。カービィが起きたことに気がついたらしい。
アイク「ん、起きたのか。」
マルス「実はね、かくかくしかじかで…」
マルスは、今まで起こったことを話した。
カビ「…なるほど。まぁ、気楽にいこうよ。幼児化したときはよろしくね〜。」
マルス「あ、う、うん。(カービィらしいなぁ…)」
そうして、ついに1時間がたってしまった。1時間がたつとカービィは再び気絶して、2〜3分たつとまた起き上がった。 そして、完全に幼児化したのであった。 この事もマスターとクレイジーに伝えて放送をしておいたのであった。 こうして、また1人幼児化した人が増えたのであった。
〜あとがき〜
こんなしょうもない小説をすいません。 次回からは、メタナイトと共にカービィの幼児化の事も書きたいと思います。 では、ここまで読んでくださった方いましたらありがとうございます。
また、次回に。