あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 2Y/投稿日時: 2015/11/01(日) 18:06:14
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入学式に留年の人は出ません。
・・・たぶん。
第3話 入学前の授業
新学期最初の朝礼はまだ続いていた。
今、出席を取り終えたところだ。

クラッコ「よーし、全員いるな。
・・・1人除いて。」

見ると、ワドルドゥの隣の席には誰もいなかった。

ワドルドゥ「一体誰なんでしょうか。」
ペイロー「あー、あいつかな。」
マルク「きっとあいつなのサ。」
バグジー「間違いなくあいつだな。」
ワドルドゥ「えーっと、結局は誰なんですか?」
ペイロー「後にわかるぜ。」
ワドルドゥ「あ、そうですか。(なにそれものすごく気になるんですが)」
クラッコ「そこー、私語をするなー。
えーっと、今日はお前らの入学式だな。8:50になったら廊下に出席番号順に整列だ。出席番号は机に貼ってある。
あと、そこの留年ファイヴ。といっても4人しかいねーが。」
マルク「リューネンレッド!」(ノリノリ)
バグジー「リューネンブルー・・・。」(乗り気でない)
ペイロー「リューネンイエロー!!」(調子乗ってる)
ノディ「zzz・・・リューネン・・・グリーン・・・zzz」(眠い)
ペイロー「そして本日欠席のリューネンアンノウン!」
4人「「「「5人そろって、リューネン5!!!!」」」」
クラッコ「騒がしいわ、着席しろ!そう高々ということじゃねーだろ。そんなこと。おめーらは新入生じゃねーから入学式中は教室で待機な。」
ペイロー「えー、それ暇じゃん。」
バグジー「俺ら、きちんと進級してたら今日は休みの予定だったぜ。」
マルク「進級?無理無理なのサ。」
クラッコ「こいつらはほっといて、まだ8:40だ。あと10分間は自由にしていい。」

そうして、自由時間は始まった。

ワドルドゥ「皆さん、何で留年したんですか?」
ペイロー「学力不足。」
マルク「同じくなのサ。」
バグジー「同じく。」
ノディ「zzz・・・出席日・zz・不足・・・zzz」
バグジー「この学校、1年に6回ずつ筆記試験があって、6回の試験の点数の合計が100点超えてなきゃ留年なんだ。」
ワドルドゥ「えーっと、1回のテストは何点満点なんですか?」
バグジー「800点。」
ワドルドゥ「それ100点超えてない方がすごくありません?」
ペイロー「何言ってんだ!あのテストめっちゃムズイわ!誰が解けるかあんなもん!!」
マルク「そうなのサ!だいたい、あんなもん習ってないのサ!」
バグジー「一応、平均点は7割ほどあるんだが。」
ペイロー&マルク「「・・・。」」

クラッコ「よーし、そこの4人以外は廊下に整列だ。こっち先頭だ。」

こうして、入学式が始まるのであった。

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