あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 秋穂/投稿日時: 2013/04/14(日) 18:12:10
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タイトルの意味「復讐」
それでは文才無しの作者が書く、
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Vendetta












ある日、月は言う

「悪しきものは、夜に訪れる」



「その悪しき魔物は、勇者が絶対止めてくれるかわからない」



「なら、バッドエンドではないか?」








































悪しき魔物を倒せる可能性があるかぎり、そうだと言えない・・・


































































「そういや今日は、4月24日・・・」

ネルがそう呟く



「4月24日?何の日だ?」







ネルの口から、ありえない言葉が出る




















































「・・・リーゼルの命日・・・」



























「・・・え・・・?」






「今、何て・・・言ったの・・・姉ちゃん・・・?」









「リーゼルの・・・命日・・・」









「え・・・?」







「じゃあ・・・あいつは・・・もう・・・死んでる・・・?」













「うん・・・死んでるって聞いたわ・・・」















「う、嘘・・・だよな・・・?」









「近所の人が、そう言ってたわ・・・」































「じゃ、昨日のはなんだったんだ・・・!?」


















「き、昨日?」






「昔の夢を見たから、起きたんだ。起き上がるときに、リーゼルがいたんだ、目の前に。」






















「そ、そんなことあるわけ・・・」

















「でも、本当に!この目で見たんだ!」













「わ、わかったわ!わかったから落ち着いて・・・!」









「それで、奴は囁く様に言ったんだ・・・「復讐」と、「死ぬ」ということを教えてやろう・・・ククク」ってな。」














「・・・気味が悪いわ・・・」













「俺は信じない。死者が俺のところに来た・・・だなんて。絶対に信じない・・・!」





















「可能性が・・・ある限り・・・否定することは出来ない・・・と思うわ・・・」










「・・・ッ」
















クククククク・・・


































































「!」


















「何?」


























「どうした?覚えておらぬのか?クックック・・・!」



2人の前には、不気味な笑みのリーゼルが立っていた










「お、お前・・・!!」



「やめてルベラ!」















「・・・貴様等に、教えてやろう・・・」
























































リーゼルは、右手の人差し指を立て、人差し指の先が赤い赤い炎が浮かび上がってきた










「クックック・・・クヒヒヒヒ・・・」













「きゃああああああ!!!」






「姉ちゃん!?」



ネルはリーゼルに囚われて、動けない。

リーゼルは魔法で動けなくしたのだ




「姉ちゃんに何するんだ!!」



「黙るがいい」



そう言ったリーゼルは、魔法の力を強くし、ネルを苦しめる

「う・・・あぁ・・・く、くるし・・・ぃ・・・」



「姉ちゃんに手を出すな!!」
ルベラは武器の針を出して攻撃
リーゼルに向けて針を投げる



「こんなものか・・・?」
しかし、瞬間移動で消えてしまった




「ど、どこだ!!」
































「クックックック・・・」




目を赤くしたリーゼルは、ルベラに襲い掛かる





「うわああ!!」



ルベラは頭に激痛
苦しむ



「ククク・・・もっと面白きことをしてやろう・・・クックックックック・・・」


「ま、待て!お前は死んだんじゃないのか・・・!?」





「あぁ、死んだ。けどな、生き返ったのだぜ?クックック・・・」
















「そ、そんなこと、信じない!絶対に!誰が信じるか・・・!!」

















「信じない・・・?これでもか・・・?」




リーゼルは近くに壊れていた食器があったから、それを魔法で直すと言う


「そんなの・・・信じない・・・!」



「信じない?証明はできるのか?」



「幻に決まっている!」



「さぁさおいで魔力たちよ」



「!!」



たくさんのガラスの破片が集まり、元のお皿に元通り


「これでも信じないか?」



「信じない、幻か何かだろ!魔法ではない!!」



「クックック・・・そういう何でも否定をする者は、一番早く死ぬ者だ・・・クククク」




「黙れ!!」

ルベラは針を投げつける
そして、素早く移動し、リーゼルの後ろから針を刺す


「ガハッ!!」



「お前のような奴は、早く去れ」




「・・・ぐっ、貴様ああぁぁぁ!!!」



しかし、刺されたルベラの針は長かったため、相当なダメージ

つまり、体力はもう限界なのだ



「アッ・・・グ・・・貴様のような・・・弱者にやられるなんてな・・・ククク・・・」




「早く・・・去れ・・・」



もう一つ針を刺す



「・・・アアァ・・・やめ・・・ろ・・・」




その時、リーゼルは眩しく光る
白く、輝いて。



「うわ・・・!?」

「きゃあぁ・・・!!」


すると、リーゼルの黒バラ、真っ黒な洋服は
赤い美しいバラ、可愛らしいピンクの洋服になっていた

「り、リーゼル?」





「・・・ネルちゃん・・・」




「・・・ごめんね・・・」




「え?」




「助けてあげなくて、ごめんね」




「いいのネルちゃん。私が悪いんだから・・・」







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『ネルちゃーん!』


『なーに?』


『かくれんぼしよーよ!』


『いいよ!鬼は私ね!』


『ネルちゃん!私は簡単に捕まらないよ!』


そして、友達の性格が変わったのは、それが原因だった・・・



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続く

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