あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: シロカ/投稿日時: 2012/11/04(日) 14:31:00
投稿者コメント:
うふふ!www今回はwwwww気にしないでくださいwwwwwよく変な小説を読みますねwwww(私の小説は変で、下手ですよ〜wwww見るの注意ですwww
絶望の鏡とある者たち。
…いつからだろう。いつもそばにいたあの方がおかしくなってしまったのは。


いつも元気で明るくて、あの方に近づく憎いやつも、
今の私と同じ気持ちみたい。あの方がおかしくなってしまったのが、アイツと私の何かのキッカケ。


いつもどおり私は紅茶を用意してた。でも今日の紅茶は特別な紅茶。甘くて蜂蜜がとろりと入ったおいしい紅茶を私は、いつもどおりあの方の部屋に持ってきた。

         いつもどうり…ね


私は、あの方の部屋に入ると先に目にしたのは、奥にぽつん…と置いてある小さなガラスの小箱。あの方はいつもそれを見つめている。ガラスの小箱の中には白くて、さらさらしたものが入っている。私はそれの中身を知っている。
あの方はあの小箱の中身を誰にも教えない。

        だけど私は知っている
      あの小箱の中身の真実について…。

あの方は私を見ると困った顔をし、ため息をついた。わかっている…。あの方は表には冷静に、裏では悲しき者になっていることを。だから私はいつも元気づける。

      あの方がおかしくならないように

私は紅茶をあの方の手元にあるティーカップに注ぐ。蜂蜜が入っているから、注ぐのが遅い。でもあの方はじっと紅茶を見つめている。輝き…という物がない目で、注ぐ紅茶を見ている。

      光…という物が消えてしまった
           目でね…

いつもの事が終わると、いつもどおりに部屋に戻る。…でも今日は違った。あの方がぽつりと呟いた。「私と逆…」と悲しく言いながら…。私はわかっている。あの方は…あの方は、「手」が悲しき色に染まっている。でも、誰にも教えない。そう…誰にもね。

       でも私だけ…知っている
       あの方の悲しき過去を…

今朝の朝は寒かった。何かが…災いが起きるぐらいの寒さだった。私は手を見つめた。何かを言うように。そしていつもの時間に紅茶を用意した。今日は寒いから、甘くてとろけそうなチョコレートをとかしたココア…っぽい紅茶をいつもどおりに用意した。
そこからだった、あの方の異変が起きたのは…
その日は雪が悲しそうだった。 
  
「イリウ様〜?お紅茶を持ってきました〜。」
…?おかしい。イリウ様がおかしくなっている。まるで何かに取り付かれたようだった。寂しい手じゃなくて…悲しい手でもない…紅の手だった。…イリウ様は寝ている。
寝ている?
いつもならイリウ様は起きているはず…。でもなんで今日は寝ているの?どこかが痛い?でもそうしたら寝る…はないはずよ…。なんでイリウ様は寝ているの…。
!?イリウ様…?手が広がっている!紅の色が広がっている!?どうして!どうしてなのですか!?
イリウ…様?…切っている。切っている…わ。
     自分の名前と体を切っている!?

やばい!このままだとイリウ様が!!




     `自分を失ってしまう!!`

イリウ様を助けないと!!早く!早く!イリウ様はどこ?
…絶望の鏡の中?……………うそ…もうそこまでいってしまったの…?どうしよう…どうしよう…イリウ様が、完全にでられなくなってしまう!!どうしよう!!だれかぁ…助けてください…

「誰か…お願い…。」
その言葉を言った瞬間、目の前にとんでもないことが起こった。…扉がでた。歯車の扉がでたのだ。私がおどろいでいると中から、者が出てきたのだ。
その者の姿は一瞬見た時兵士かと思ったが、全然違うようだ。仮面をつけてて、緑色の体で紫色の瞳。そして青色のマント。 

「貴方は誰なの…。」

「私の名前?知らなくてもいい。」

「そう…なんで来たの?」

「呼ばれたんだ。だから時空を使った」

「誰に呼ばれたの…?」

「お前の隣にいるそいつだ」

「イリウ…様ですか?」

「そうイリウが私を呼んだのだ」

「お願い…イリウ様を助けて…。」

「…最初からそうするつもりだ。そうしないとあいつが消えるからな」

「あいつ?イリウ様と関係あるの?」

「まぁ、そこまでは言えないな」

「そう…ねぇ、イリウ様は助かるの?」

「わからない。だが、やってみないと始まらない」

「そうね…貴方の言うとおりね…どうすればいいの?」

「私がお前を絶望の鏡に入れる。それでお前はイリウを
 見つければいい。」

「え…?私が絶望の鏡に入るの?そんなことができるの?」

「できる。だが条件がある。」

「条件?いったい何なの?」

「一つ目は人数を二人以上にする。二つ目は手を持つものだけ入れる。三つめは…イリウの正体を…だ」

「え?え?私…わからないよ?」

「お前は大丈夫だ。あともう一人手を持つものがいればいいのだが…」

「いるわ…。多分あいつも手を持っている…。」

「そうか、だったらそいつを呼んできてくれ。そうしたらいつでもできる」

「わかった…。」

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「ふ〜んそうゆうわけか…それで俺が手を持つもの…なんだな?」

「えぇそうよ。だったら、イリウ様をさっさと助けにいくわよ」

「わかった!イリウを早く助けないとな!」
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「連れて来たわよ。じゃあさっさと絶望の鏡に連れて行って。」

「わかった。じゃあいくぞ」
そうしたら、鏡が表れた。暗い…暗い鏡。

「じゃあ手を使って入ってくれ」

「手…ね。わかった」

「手…よし!やるか!!」

私たちは手を使ってその鏡に入った。その同時に光が消えていくのを感じた。

「…お前ら…生きて返ってこいよ。」



   私たちの絶望はここから始まった…。

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