第34話 再び天空へ………!
シャドー達は、デストロイのアジトを見つけた。彼らは、デデデ城へと帰還している。一方、カービイ達はというと……
BGM:グルメレース EDMVer.
「遅すぎない?」イラッ
「そ、そろそろ戻って来ると思いますよ!;」
そのとき、丁度よく2人が帰って来ていた。
「遅くなっちゃった!」
「シャドー、兄さん!」
「メタナイト、もう大丈夫か?」
メタナイトは静かに笑っていた。そして、「アジトは見つかったんですか?」とギャラに尋ねる。
「ああ。意外なことに、私たちが行ったあの『全知ノ天空』とは逆の場所にあったのだ…」
カービィたちは「ええーまた歩くのー?」という重々しく言った。
「歩くのは勘弁ゾイ! 誰かワープてもできるようになれば…」
一同は大王のむちゃぶりを「ムリ」と即答していたり、手をブンブン振っていたりしていた。
「ボクならいけるけどー?」ドヤァ
「できるのあんただけじゃん」
「シャドーいけるでしょ」
彼はシャドーを見下しているかのように言った。シャドーは、キレながら「ボクは、一定のものしかコピーできないってことを分かって言ってんのか!」と言った。
「す い ま せ ん で し た」
「そんなことを言っているより、速く天空に行くゾイ!」
「切り替え速っ;」
「まあ大王様ですから」
バンワドのバカにしているかのような発言にデデデが「どういうことゾイ!」と突っ込んだ。
*
「…そういうことだ。準備は大丈夫か?」
「私は大丈夫だが…」
メタナイト達は、天空へ行く準備を済ませていたが、肝心のカービィがいなかった。
「カービィどうしたんだろ…コピーのもとはこっちにあるというのに…」
彼が心配していたとき、丁度カービィが来た。
「ごめんごめん! 遅くなったぁ」ドシドシ
カービィはリュックに何かをぎゅうぎゅう詰めしていた。
「ま、まさか…その中身「食べm」アァァァー!!!!!」
「ちょっと黙ってろ」バシン
シャドーは、ハリセンでデデデを叩いた。メタナイトはカービィを見て「食べ物を食べる暇があるのなら、コピーのもととかを持っていろ」と呆れていた。
「チッ、Mトマと無敵キャンディーと栄養ドリンクだけ持ってくよー」
一同は「しぼるからと言って、ガチアイテム持ってくな!」と突っ込んだ。
「いいじゃん別に」
「まあ、いいだろう。そろそろ行くとするか…」
「よーし行こう! 今度こそ絶対に言うぞ…来t「来て! ワープスター!!」何このデジャヴー!!!!」
めちゃめちゃグタグタであったが、何とか天空へと向かう準備はできた。いよいよ、最終決戦の幕が始まろうとしていた……。