あしかのらいぶらりぃ
はじめにお読み下さいこの小説を修正する最近のコメント・評価キーワード検索
設定メインページに戻るサイトトップに戻る
大 中 小
執筆者: 秋桜/投稿日時: 2018/02/04(日) 18:53:57
投稿者コメント:
え、何が起こるかって?…察して下さい。

※途中まで前回、前々回で使ったBGM
第30話 ギャラクティックナイトの覚悟
(このまま終わらせはしない…。お前達はまだ、戦うのだ……そして、平和をもたらしてくれるはずだ……!)

ギャラはこのFatal Errorをなんとかしようと止める。彼はFatal Errorが治まるまで願い続ける………。それが、自分の命を失うことになるとしても………。

(今できることはこれしかないが、これしかしようがないんだ………。これが叶えば…カービィがトドメを刺し、ノヴァを救ってくれるはずだ…………)

彼はずっとそう思っていた。そして、Fatal Errorが終わった…。

(叶ったんだ…私の願いが……)
「カービィ、まだ諦めるな…勝負はまだ終わっていないぞ!」

彼はカービィにそう言うとカービィが「えっ…」と驚いた。

「本当…だ……。夢じゃ…ないんだね!」
「ああ」
「良かったぁ! みんな、まだ勝負は終わっていないって!!」
「ほ、本当ゾイ!?」

一同が子供のようにわーいと喜ぶ。だが、秋桜とメタナイトは違和感があると感じていた。

(奇跡でも起きたのか…? いや、そんなはずがない…ギャラクティック・ノヴァが叶えたとでも言うのか…? 秋桜が、次元が歪み始めていると言ってはいたが、そんなことが起こり得るのか…)
(さっきの状況でギャラクティックナイト様だけしかできなかった…。それで、奇跡が起こり得たとしたら……)

((まさか………!))

秋桜とメタナイトはギャラに気付かれない程度に彼を見つめる。

(はぁ…はぁ……出来る限りのことはやれた…。後は…頼んだぞ……………)

彼は今、残っている力で何とか立っているが、気を抜きさえすれば倒れてもおかしくない。だが、そんなことになるとは誰もが思ってすらいなかった…。

「残りのHPが低いから…これでトドメになるはず……! いっけー!!!!」

その一方……カービィはFatal Errorが終えた今、チャンスだと思っていた。プラネットバスターは撃てないが、防御が低いから普通に撃つだけで十分だった。

「…やった!」
「これで、ラスボスの戦いが終わったんですね…」
「だといいのだが………」

星の夢は「み゙ゃああああああああああああああああ」と鳴き墜落していった。










































と思ったその時だった…………

「うわあっ!?」

奴は最後の最後まで悪足掻きをしてくる。口から光線のようなものをハルバード目掛けて1発放った。ハルバードに命中し、墜落が始まった。

「くっ……! 奇跡が無駄になったというのか………!!」
「ハルバードまた修理しないといけないじゃん…;」
「いや、これは空間の方のハルバードだから修理はしなくていいだろう」

シャドーはホッとしたような呆れたような複雑になっていた。だが、墜落は続いていた。

「最後まで頑張ったのに………!」
「…仕方ない」
「メタナイトどうしたんゾイ?」
「ハルバードとロボボアーマーを引き離す。カービィ、これに賭けてくれ」
「………分かった!」

メタナイトはハルバードの艦内が出て、ギャラクシアでハルバードとロボボアーマーを引き離そうとする。カービィはアーマーに乗り、覚悟を決めた。そして、2つの機械が引き離れる。

♪この一撃に桃球レボリューション
「はあああぁぁぁっ!!!」

カービィは星の夢にドリルで破壊しようと思い、近付く。しかし…奴は突然、吸い込みを行う。

「うっ………! す、吸い込まれる…………!!」

「…!! カービィ!」
「最後の最後まで悪足掻きですかっ!」
「くっ、吸い込まれたら一巻の終わりだ…」
「しかし…実際、吸い込まれたとしても…倒せばいいじゃないですか…………」

「「「「あ…それでいいや」」」」

「おいこら!」

バンワドは「確かに、ピンクの悪魔ではありますが、だからと言ってそれはないでしょう!」と突っ込み返す。

「なら、ワドはカービィが殺られると?」
「いや…そう言うことでは…って、字をなんとかして下さいよ!!」

その一方、カービィは吸い込まれないようになんとかしようとしたが、奴との距離がだんだん近くになっていく…。

「このまま終わりたくないというのに…!」

ロボボアーマーに乗っていたカービィは片手が離れてしまった。もう片方でなんとかしようとするが…

「うわああああああああああああああああああああ」

カービィは星の夢の口の中へと吸い込まれていった。

この作品についてのコメント/評価 (0)
 前の話へ  次の話へ 
(c) 2010, CGI Script by Karakara