フローラルフォース
フローラルフォース…そこは辺り一面美しい花で囲まれていた。小鳥がさえずり、
蝶が飛び回っているなんとも平和な所だった。
「きれいだ…デデデ大王が来たらもの凄く喜ぶね!」
「そうだね、散歩したい気分…って違う!僕達はフラメアの宝珠を探しに来たんだよカービィ!散歩してる場合じゃないんだ!」
「そうだった!すっかり忘れてた…」
そう言って歩き出す。しばらく進んでいくと、何かが見えてきた。
ーそれは、美しい真紅の宝珠だった。
「これだ!1つ目はあっさり見つかったね。」
フラメアが取ろうとした瞬間、大きな龍が現れた。頭をかすめて、飛び去った。
「フレアドラゴンだ!なんでここにいるの…?っ!宝珠が取られちゃった!せっかく見つけたのに…追いかけないと」
しかしその必要はなかった。フレアドラゴンが戻ってきたからだ。手には先程とられてしまった宝珠があった。
「あの宝珠を取り戻さないと!」
「早く倒さないとあちこちが燃えちゃうよ!カービィ!」
「そうだね!」
そういって星型弾をはきだした。しかし、炎に防がれてしまった。
「どうしよう!弾が効かない!」
フラメアが言った。
「弱点の属性で攻撃しないと意味がないの!この能力を使って!」
そう言って渡したのは、スーパー能力 スノウボールだった。
「はあああああああああ!」
大きな雪玉になってカービィは猛突進した。フレアドラゴンは対抗し火を吹いたが押し負けて、もろに喰らった。最後に一度、爆発音のように大きな叫び声をあげて
倒れた。そして、宝珠を落とした。
「やった!倒したよ フラメア!」
「ありがとう!これで1つ目だ!後4つ、頑張って探そう!」
次の舞台はライトニングライム カービィ一行は、荒れ果てた大地での冒険を
することになる…