あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 2Y/投稿日時: 2023/03/03(金) 09:49:49
投稿者コメント:
第2作目、ガボン(とモンチョ)です!でもまあガボンはマイナーの中では知られてる方でしょうかね(当社比)

文中、誰にも伝わらなさそうなネタが入ってたりするので、わからない方は調べるかスルーしてください(ぇ
ガボンはデスゲームを開きたい!(計画編)
ガボン「デスソースの主催者になりたい。」

モンチョ「は?」

ガボン「あ、違う。デスゲームの主催者になりたい。」

モンチョ「唐突になんなんだよ。」

ガボン「いや、ワルとは何かについて考えることがあってさ。
一応僕、周りからナメられないようにこう、しゃれこうべ被ってるわけじゃん。」

モンチョ「は、はぁ。」

ガボン「でも外だけがワルっていうのもちょっとアレじゃん。
だから中身も悪に染まろうと思って、
手始めにデスゲームを主催しようってわけ。」

モンチョ「手始めにするものではないし、
デスゲームを主催する人ってのは悪人というよりはどちらかというと狂人だぞ。
というか別にそんなことしなくても骨投げてカービィにぶつけてるだけでもまあまあそれなりに悪だからいいだろ別に。」

ガボン「いや、それなんだけどさ、
あの投げてる骨、近場の墓場からこっそり調達してきたやつでさ・・・
・・・凄い罪悪感に苛まれるからやめたいんだよ。」

モンチョ「・・・すでにもうやってること十二分にがっつり悪じゃないか。普通に墓荒らしだぞそれ。犯罪だぞ。
そしてそれでいてデスゲームには罪悪感ないのかよ。」

ガボン「まあ、死人が出なければいいかなと。」

モンチョ「お前はもう一度デスゲームの意味を調べなおしてこい。」

ガボン「でもこの前観たデスゲームの映画は死人出てなかったけども。」

モンチョ「その映画なんていうやつだ?」

ガボン「『タコゲーム』っていうんだけど。」

モンチョ「B級映画臭半端ないな・・・。某イカのパクリじゃねーか。
で、内容はどんななんだ?」

ガボン「たこ焼きパーティーをしてた一行がロシアンたこ焼きをやって、
デスソース入りのハズレを食った人が突然巨大タコになって大暴れする話なんだけど。」

モンチョ「どっちかというとB級サメ映画ならぬB級タコ映画じゃないかそれ。」

ガボン「最近のタコ映画はタコが竜巻に乗って大暴れする『オクトパスネード』がアツいらしいよ。」

モンチョ「もはや『シャーク〇ード』のパクリだろそれ。大丈夫かそれ。」

ガボン「てなわけでデスゲームを開きたいわけなんだけど、」

モンチョ「お前が見たのはデスゲーム映画ではなく正真正銘のデスソース映画だけどな。」

ガボン「デスゲームの主催者ってマスコットっぽい見た目のやつがいいかなって。」

モンチョ「なんでだよ。」

ガボン「デスゲーム関係ない話になるけど、『ダン〇ン〇ンパ』っていうバラエティ番組で
司会やってるあのクマのマスコットいいなぁって思って」

モンチョ「いやデスゲームめっちゃ関係あるだろそれ。バラエティじゃねぇよどんな神経してるんだお前。」

ガボン「あれデスソースだったの!?」

モンチョ「デスゲームな。」

ガボン「まあそれは置いといて、モンチョ君をマスコットにしようかと思ってるので、
羽を左右非対称にしてくれないかな?」

モンチョ「マスコットやるのはいいとして、その左右非対称までこだわるか?
某大山のぶ代ボイスのクマと発想丸被りだろ。」

ガボン「だってただのモンシロチョウじゃインパクトに欠けるし。」

モンチョ「間違いない。」

ガボン「羽の模様、片方だけスジグロシロチョウにできない?」

モンチョ「変化なさすぎだろ。黒い部分がちょっと増えるだけじゃねぇか。」

ガボン「じゃあウスバシロチョウとか?」

モンチョ「シロチョウ科から離れろ。チョウ詳しくない人からすればどれも同じだろうがよ。
変えるならこう、アゲハチョウとかクジャクヤママユとかにした方がいいだろ。」

ガボン「クジャクヤママユはチョウじゃなくてガだよ?」

モンチョ「知っとるわ。片羽チョウでもう片方ガっていうのもアリだろ。」

ガボン「でもそうするとモンチョ君、羽の大きさが左右で違って飛びにくくなるじゃん。」

モンチョ「変な心配するよなお前・・・。
じゃあなんだ?ヒメジャノメあたりで手を打つか?羽同じぐらいだし。」

ガボン「じゃあそれで。
この話をこの辺で止めとかないとチョウ大好きな作者がチョウ談義を無限にし始めるしね。」

モンチョ「メッタいな。
でもまあ確かにここで止めとかないとあのアホ作者はチョウ談義を500行ぐらい続ける。」

ガボン「あとは会場と参加者の調達だね。会場は星のカービィ64のデカエヌゼットがいた小屋とかでいいかな。」

モンチョ「いいわけねぇだろ。狭すぎる上に簡単に脱出できるだろあそこ。
てか64知らない人に通じない表現をするな。」

ガボン「64知らない人はそもそも僕たちのこともおそらく知らないから大丈夫でしょ。」

モンチョ「余計大丈夫じゃないね。うん。俺なんてマイナーすぎてわからない奴がほとんどだぞ。」

ガボン「僕はほら、ディスカバリーで復活したから知名度それなりにはあるよね。」

モンチョ「この小説のメインキャラになってる時点でマイナーキャラから脱せてない現実を見ろ。」

ガボン「ガボンを知ってるかどうか街頭調査したところ、

『トゲのボール投げるやつね』
『ドガボンの城にいなかった?』
『NewマリのDSには雪玉投げるやつもいたような?』

との意見が8割だったよ。」

モンチョ「それマリオの敵キャラの方のガボンだな。そっちもそっちであまり名前は知られてなさそうだな。」

ガボン「知名度無さ過ぎてガボーンと開いた口が閉じなかったよ。」

モンチョ「せめてポカーンと開けろ。ガボーンは擬態語にしてはあまりにも無理やりすぎる。」

ガボン「まあ、参加者と会場はテキトーに調達するよ。低予算で。」

モンチョ「低予算デスゲームは絶対失敗するし見てるやつも萎えるからやめとけ。」

ガボン「じゃあ、マスコット役よろしくねー。台本はテキトーに作っといて。」

モンチョ「おい人の話聞いt・・・ねぇなあいつ。
しゃあない。不安しかないが、たまには頑張ってやるか。
時給1000円の背景役の仕事も飽きてきたしな。」

果たして次回、まともなデスゲームはちゃんと開かれるのか___

次回に続く___

この作品についてのコメント/評価 (4)
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