ノヴァのせいじゃない...だと。by夢幻
というわけで。
ここはもう少しで平和ではなくなるかもしれないプププランド。
今日もカービィは食料求めて森のリンゴを漁っています。
働き者のワドルディ達は、仕事が一段落したようで、(カービィの件で)ウィスピーへ謝罪をしに森へとでかけました。
デがみっつ大王は、ご飯と食事後のお菓子を食べて、幸せそうに眠ってる。
メタナイトは、稽古が終わったので、ギャラクシアの手入れをしています。
こんな平和なプププランドにちょっとした異変が起きることを、カービィ達はまだ知りません。
さて、場所は変わってここはどこかの異空間。
ギャラクティックナイトや、夢幻が住んでいるちょっと変わった空間。
ーー夢幻ーー
ノヴァからの呼び掛けです。
夢幻はうんざりしながら、仕方なく答える。
(どうかしましたか?また、くだらないこと考えたんですか?)
(違う。実は、ちょっとオカシなことガオキテ...)
(おかしなこと?自分でやらかしたことが上手くいかないとかだったら、数十年間動けなくしますよ?)
(イヤ、本当に違うンだ!とりあエズ、聞いてクレ、実は、何らかの原因デ2つの世界が混ザったンだ。一つハこっちノ世界で、モウ一つがなんと...)
(もったいぶっていたら、驚きは薄れるもんです。早く教えて下さい)
(分カッタ、分かっタ、言うカラ、で、もう1ツの世界が...ポケモンの世界ナンダ!)
夢幻:...え。
(嘘でしょう?) (マジでス) (本当に?) (ホントです)
夢幻:ポケモンの世界...つまり、あの有名な黄色のネズミの子達がいる世界...!
夢幻:いや、落ち着け私、喜ぶ場合じゃない。深呼吸、深呼吸。吸って、吐いて。
(事情は分かりました。で、要件は?)
(私が原因を突き止メルまで、ポケモンの世界の住人達の相手をしてホシイんだ。不思議ナコトニ、トレーナーだけは、来なインだ)
(分かりました。でも、3つほどお願いが)
(ナンダ?)
(ポケモン世界の住人達の居場所と、言語の翻訳能力、あと、念のため、モンスターボールでいいのでボールをください。万が一の場合はそこに収容します)
(分カッタ)
返事が来ると、茶色のバーメタルショルダーバッグが机の上に出現した。
バックを開けてみると、モンスターボールが2、30個、キズぐすりが4、5個入っていた。
見た目のわりによく入ってるなと思ったら、四次元ポケットのような能力がついてるらしい。
そこまでしなくても良かったのに。
とりあえず、バッグを装備し、プププランドの地上へと、夢幻は向かった。