比例!!
カ「みんな久し振り〜!数学教室やっと二回目だよ!」
デ「久し振りすぎないか…」
カ「さて今回は数学の特にめんどくさいとこ、比例だよ!!
え?方程式?知らない言葉ですね。」
ワ「…方程式は言葉で説明するのが難しそうだからやめたそうです。大丈夫、中学校で習うからね。こんな小説よりよっぽど勉強になると思うよ。」
カ「それでは授業を始めまーす!」
第二回 比例
カ「さて、比例と反比例は小学校で習ったよね?」
デ「そうなのか!?初耳だけど」
カ「まずは小学校の復習をするね。
例えば、水道の水を出しっ放しにしてたとする」
デ「水を出しっ放し!?水道代かかるゾイ!!誰だ出しっ放しにしたのは!!」
ワ「大王様ちょっと黙っててください(バンダナをくくりつける)」
デ「ふががが」
カ「…そうしてたら、時間がたてばたつほど水道代がかかるよね?
こんな感じで、片方が増えれば増えるほど、もう片方も増えるものを、比例しているって言うんだ!」
ワ「なるほど、食べれば食べるほど太るのも比例なんだね(デデデのほうを見ながら)」
デ「…(なんとかバンダナをほどこうとするが手が届かない)」
カ「で、反比例って言うのは、片方が増えるほど片方が減ることだよ!」
ワ「なるほど、いろんなものを買えば買うほどお金がなくなるとか?(デデデのほうを見ながら)」
デ「…(手は届いたが丸いのでほどけない)」
カ「さて、思い出したかな?
それでは中学校の範囲に入るよ!」
カ「まずは比例を式で表すよ!
ここで問題!さっき水を出しっ放しにする話をしたけど、1分間で3Lの水が出るとすると、5分で何Lになる?」
ワ「えっと、1分間で3Lだから、5分だと3×5で15L?」
カ「正解!式にすると15=3×5になるよ。
さて、この3は、1分間に出る水の量だよね。
5は5分ってことだよね、この5をχとすると、
χ分間に出る水の量はどうなりますかワドルディ君?」
ワ「3×χで3χかな?」
カ「正解!「3χはχ分間に出る水の量」だよね。この「χ分間に出る水の量」をуとすると、
у=3χ という式ができます!わかる?」
デ「すみません、よくわかりません。」
作「そうだね、私もそろそろ眠くなってきた(今日付変わった)。
明日体育大会の予行あるんだよなぁ…」
デ「いや早く寝ろよ!!」
成績を上げるには睡眠が必須です。早寝早起き、健康的な生活習慣を心がけましょう(おまいう)。
カ「…で、このу=3χの3は、今回3だっただけで、毎回問題によって違うよね?
だからこの3は、αとなります」
デ「は?」
カ「つまり比例の式は、
у=αχ(ワイイコールエーエックス)になります!
リピートアフターミー、у=αχ!」
ワ「у=αχ!」
デ「ワガハイハダイオウデアル」
カ「このαのことを比例定数って言うんだけど、まあようわからんから数学の先生にきいて」
デ「雑ぅ!」
カ「よーし、一回問題解いてみようか!」
デ(カービィがなんか熱血教師みたいになってる…)
カ「問題、底辺が5cm、高さがχcmの四角があります!
この四角の高さが6cmのときの面積は?」
デ(…面積…?)
ワ「えっと、比例の式がу=αχで…?」
カ「まずはαに数を代入するよ!
あ、代入って言うのは、文字に数字を当てはめること!
今回のαは何だと思う?」
ワ「…5?」
カ「そうそう!χが変わってもαの数は変わらないよ!
そして今回のχは?」
ワ「6…だから、у=αχがу=5×6で、у=30!
答えは30cm2!」
カ「正解!これで比例は完璧だね!」
ワ「…でもさ、カービィ」
カ「ん?」
ワ「これさ、普通に底辺×高さで求めれるんじゃないの?」
カ「…
…これは比例の解説だからさ…」
ワ「あ…」
デ(…面積…?)
〜一方その頃メタナイトたちは〜
ブ(おいソード、あれ何だ?)
ソ(あれは…焼き芋アイスか?この前テレビでやってた)
ブ(ああ…高いのか?)
ソ(まあ、高いだろうな…)
ブ(…)
ソ(…)
ブ(…どうする?またバル艦長に出してもらうか?)
ソ(…いや…お前金ないのか?)
ブ(この前の…かき氷だか何だかでほぼ…)
ソ(あれ高かったな…)
ブ(お前は金ないのか?)
ソ(いや〜、実はな、この前メタナイツたちが何か遊んでて、ちょっとハルバードの一部が壊れてしまって…)
ブ(いや何してたんだ…)
ソ(その修理代でな…)
ブ(そうか…お互い大変だな…)
ソ(そうだな…)
作(私も金がないのさ…)
ソ(そうか…お前は何に?)
作(映画とアクスタと缶バさ…
聞いてくれ、朝イチで行ったのにもうファイル売り切れてたんだぜ、どう思う?)
ブ(それは残念…って誰だお前!?)