あしかのらいぶらりぃ
はじめにお読み下さいこの小説を修正する最近のコメント・評価キーワード検索
設定メインページに戻るサイトトップに戻る
大 中 小
執筆者: ふっきー/投稿日時: 2018/08/02(木) 11:13:10
投稿者コメント:
あれ…今回文字数凄い900超えた……!?
サキナ「ふっきー病気だ!」
失礼な。(怒)
ノート3助かる例はある。
 あの後、僕達は森の中を走り回った。
「ふ、ふうぅぅ……」
「レイ、大丈夫?」
 平気だ。第一危ないのはキャメルだ。王族の娘が逃亡したものだから。
「ところで、メルって何?」
「え、あぁ、キャメルは言いづらいからメルって読んだんだ。運がよければ他の人って思われると思ったし……」
 それはともかく、家から出て、かなり時間がたった。
「お腹、空いたな…」
 食料は、少し鞄につめいれている。
「…………」
 今、重要な事を思い出した。
「レイ、どうしたの?」
「いや……缶詰?ってどうあけるの…?」
 これじゃあ、まともに食事出来ないだろう。
「ちょっと貸して」
 キャメルがそう言ったので、缶詰を渡した。
 すると、キャメルの手が淡く光り、カチッ、と音がした。
「はい」
「凄いね、キャメル!今の魔法!?」
「え、あ、うん!」
 この世界は現実をシカトしている。
「んー、おいしー!」
 キャメルがあけた、缶詰を頬張る。
 キャメルはキャメルで、パンを用意していた様だ。
数時間経過〜〜

 二人は木に登り、眠った。
 
 レイは、突然目が覚めた。
 嫌な予感がする。しかも、遠くに人の声がした。それは、子供じゃない、大人だ。
「まさか………」
 昼間の時みたいに……!
「キャメル!起きて、キャメル!」
 必死でキャメルを起こす。
「…ん…何…」
「お城の人だよ!近くに来る!」
 その言葉でキャメルは目を覚ました。
「ど、どうしよ!?」
 そっ、とレイはキャメルの手を握った。
「大丈夫、君はここにいt」
『見つけたぞ!』
 お城の人_____おそらく、剣士達等だろう。
「いやだ……!!!」
 二人は駆け出したが、大人に勝てるわけもなく、捕まった。
「やめて、離してよ!お城には戻んない!」
「離せっつってんの……!」
 二人はもがく。
「私もう…!…お母様達の言うこと聞かないもん!私だけ、ほっといて!」
 すると、キャメルを捕まえていた剣士は、固まり、石のようになる。
「!!???」
「レイ!」
 キャメルは魔法を使い、ランスを取り出す。
「キャメル様にこんな力が…!!」
 レイはキャメルに手を伸ばす。
 キャメルはしっかりと、手を握り締めた。

この作品についてのコメント/評価 (0)
 前の話へ  次の話へ 
(c) 2010, CGI Script by Karakara