第二章戸惑い
ぼくは、ダーク様が大好きだった。
いつからかは分からない。多分、鏡の国の事件でダーク様が消えちゃった時からだと思う。
恋って…暖かくて優しくて……でも時々残酷で辛い。
『ダーク様…』
こんな毎日は嫌だ。
気持ちはどんなに消そうときえない_____
この恋は後悔出来ない。
気がつけば、ダーク様の前に立っていた。
『言いたい事があるから、リビングに来て!』
(鏡の皆は同居とか萌えーなので…byふっきー)
とか言ったっけ?
「好き」
いつの間にかずっと隠していた想いが口から出ていた。
「ダーク様の事、がっ………!!」
「……少し、黙れ」
あ…フラ……れた。
そーだよ初恋なんか、かなうわけないし…
「っ、ごめん!」
「ぁ、シャドー!」
ぼくはよくわからなくて、泣いていた。あの…ダーク様が消えた……あの日の様に。
「うあああああああああぁぁぁぁあああああああっ!!!!!!」
こんなぼく、消えちゃえば、いいのに。黙っていれば良かった。