ロックマン登場!
「くっ、遅かったか…」
青き少年…いや、正義のヒーロー「ロックマン」が、ポップスターの一つの国「プププランド」へ到着した時には、ワイリーロボによる破壊活動が盛んになっていた。
「君も、ポップスターの破壊活動をしているロボット達の仲間…?」
ふと、後ろから声が聞こえた。ロックマンが振り向くと、そこには小さなピンク色のわかもの「カービィ」が居た。
「僕は…僕はワイリーロボ達による破壊活動、そして、ワイリーによる世界征服を阻止する為に来た…『ロックマン』だ!」
「…ワイリー?このロボット達による破壊活動を命令している人のこと?」
「うん。…君は?」
「ボクは『カービィ』!このポップスターの様々な危機を救ってきた、プププランドの住民さんだよ!」
そう、カービィはこれまで幾つもの様々なポップスターの危機を救ってきた、ヒーローである。
「…と言うことは、今までこのポップスターを救ってきたヒーローさんってこと?」
「多分そーゆーことになるんじゃないかな。」
適当な回答をする。
二人は座って、話をしている。
「僕はこれまで、ここより遠い、『地球』を征服するワイリーの野望を阻止するために、お手伝いロボから生まれ変わったんだ。」
「そうなんだね。…なんだかボクみたいや。」
「君も昔は旅人だったんだよね。」
「うん。…君を見ているとずっと昔からおともだちだった気がするよ。」
一瞬、ロックマンは首をかしげた。
(昔から友達だった気がする…?どういうことだろう…)
すると、カービィはすくっと立ち
「さぁ、ワイリーのその『野望』を阻止するために、行くぞ!」
と言いカービィは走り出した。
ロックマンも慌ててカービィを追いかけた。