あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: メタ/投稿日時: 2018/07/20(金) 11:15:07
投稿者コメント:
デデメタのはなし
カービィ達魔獣は平熱がたかいのです
(39~40℃)
陛下、あなたはバカですが
風邪ひいた。

うわ……41℃かぁ
あっつい
今日は休むか(いつもたいしてしてないけど)
陛下……怒るだろうか
後ソードとブレイドがうるさい
はやく仕事しにいきなさい

……静かだ
ごろんと寝返りをうつ。
する事がないって暇だな
でも、あの頃よりはましだ

______親友を失い、自己嫌悪と部下の生育の責任に追われる日々。今でも夢にでる。

泣きたいけど涙がでない。
あの頃に全部だしつくしたのかな
もう一度寝返りをうつ。

「はぁ……」
ため息が漏れた。
その時、ドアをノックする音がした。

「おい、メタナイト、はいるぞ」

返事も待たずに入ってきた。
「珍しいな、お前が風邪なんて」
どういう意味。
そう言いたいが声がでない。
喉もやられたか。

もう言う気も無くした。天井をみあげる。

陛下がいきなりキスしてきた。
「んんっ!?」
たっぷり10秒もかけてから唇を離す。
「声、出んじゃねーか」
「風邪、移りますよ」
素っ気なく返した。
「おうおう、ワシはバカだから風邪ひかんゾイ」
陛下はそう、おどけてみせる。
「そうですか」


「じゃ、お大事に」


彼は出ていく。




陛下、あなたはバカですが
 私はあなたのことが好きです

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