秋桜第1回目
「さて、今夜始まった秋ベノラジオだ」
「もう、3回目ですがね(笑)」
「そう言えば、いきなりリクエストが来たんだよな…秋桜、読んでくれ」
ベノが秋桜にリクエストのはがきを手渡しをし、それを彼女が読み始める。
「はい、えっと…P.N.桜夜さんからです。ありがとうございます。『カービィキャラに寝起きドッキリを仕掛けて下さい』え、え……」
「寝起きドッキリは楽しいよな。どんな反応をするか見るのが楽しみでニヤニヤするんだ」
「顔が気持ち悪いですよ。仕方ないですね…リクエストが来たからにはするしかありませんね…」
*
「AM5:00だ。まず、最初のターゲットはデデデ大王だ」ボソッ
「生理的にムリです」ボソッ
デデデが全力でいびきをかく。それを見た秋桜は見苦しくなった。
「よし、行くぜっ」ボソッ
「すぅ………………」
「おはようございまーす!!!!!!!!!!!!!!!!」
「どぅわあああぁぁぁぁぁっ!?!?!?」
デデデはびっくりし、ベッドから落ちた。
「な、なんゾイ!?;」
テッテレ-
「ドッキリ大成功!!」
ベノが看板を出し、デデデに披露する。
「ごめんなさい。こういう企画なので…」
「水○日のダ○ンタ○ンゾイ?」
「違うわっ!」
*
「次はワドちゃんですね…なんか、罪悪感g「おんどりゃー!!!!!!!」!?」ビクッ
「えっ!?!?!?!?!?」ビクッ
バンワドがずっこけるような感じで慌て、回りが見えていなかった。そして、ベノは容赦なくあの看板を出す。
「KYですねあなた…」
「確かにKYですよねベノ…」
「ちょ、2人共っ!!」
*
「次は、ピンクの悪魔さんですか」
「今回は手強いな。えっと、毛虫はどこだろ…」
秋桜がピクッと反応する。ベノが秋桜に向かって毛虫のおもちゃを出す。
「いっ…い…いやあああああああああっ!!!!!!! け、毛虫ーっ!!!!!!!」
「け、毛虫っ!? うわああああああっ!!!!!!!!!」
秋桜の叫び声なのか、毛虫のせいなのかカービィが起き出した。そして、秋桜が申し訳なさそうに看板を出す。
「え、ドッキリ?;」
「はい…すみません……」
「ベノの野郎…後でクラッシュ100発喰らって貰うからな」
「逃げろっ!」
「あ、こらっ!!」
*
「さて、最後はメタナイトか」
「メタナイト様にも…!? い、以前に…気付かれますよね……」
「ふっふっふ……」
ベノは何かと考えていたみたいだ。
「よし、行くぞ…」
「は、はい…」
「ぐへへへへ…お前を食ってやる」
「いっ、いやあああああぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!」
バタッ!!
「どうしたのだ!!」
見事にメタナイトが引っ掛かってくれた。それをベノはニヤニヤしていた。
「メ、メタナイト様…!」
「秋桜どうしたのだ?」
「メタナイト様……実は………」
秋桜が申し訳なさそうに看板を持った。
「なるほど…ベノ、そなたの悪戯か」
「え、ちょ…こ、これはリクで」
「問答無用!」
秋桜は被害が当たらないように遠くに離れた。
「ちょ、おm…アッー!?♂」
「…はぁ。という訳で今回はここまでです。悪戯は程々にして下さいね。次回もお楽しみに!」
あの後、ベノはカービィにクラッシュを100回くらい喰らい、メタナイトにメッタメタにされていった。