第2話 古の戦士と仮面の剣士
「メタナイト様は…銀河最強の戦士、『ギャラクティックナイト』と戦ったんだ…」
ギャラクティックナイトは銀河最強の戦士、古の戦士と言われている。その人は、村とか町とかを簡単に破壊できる極めて危険な人物。そのため、封印をされた人である。
「ギャラクティックナイト!? なんで!? なんでメタが……!!」
カービィがありえない驚き方をしていた。
「驚くのもムリがない…」
「メタナイト様は1人で倒しに行った…」
カービィが「どうして……」とはてなを浮かべる。ブレイドは「メタナイト様は強くなりたかったからだ」と言う。
「あのお方は、部下思いだ。そして、どんなに強くても、自分に厳しいお方。」
「だから、ギャラクティックナイトと戦おうとして………」
「で、でもさ……」
カービィが何か言いかけようとしている。2人はとりあえずカービィの話に聞いてみることにする。
「ギャラクティックナイトってさ…封印されてるよね?」
「確かにそうだ。」
「どうやって封印を解いたの?」
「きっと『ギャラクティック・ノヴァ』だな…」
何でも願いを叶える『ギャラクティック・ノヴァ』。大彗星ノヴァとも言われている。
「それは…あり得るね……。ん? ちょっと待って…あのとき、メタはギャラクティックナイトに負けたの…?」
「いや……一応勝った。」
「だが、全体に大きなダメージがあって、帰ることすら困難そうな状況だった……」
「確かに…あの時……つらそうだった……。」
そうこう話しているとデデデが「おい!オレ様は無視か!!!!」とキレていた。
(((あ…すっかり、忘れてた。)))
「とにかく! メタを探さないとー!!(デデデの一人称が変わってたけどどーでもいいや)」
一応、デデデをスルーをする一同。デデデは知らん顔をしていた。カービィと部下の2人もメタナイトを探し始めることにした。
「あいつ…死にたいのか……そこまでして…」
『私は失った…何もかも。ここで生きる意味など、もう…ないのだ…』ボソッ
「いや……、絶対嘘だな」