2話「夢からの依頼」
スマブラステーション64番ホームで8人のファイターが電車を待つ。
来太「ふわぁ〜」
その中の1人の少年がふとあくびをする。
来太「最近は仕事が多くて困っちゃいますね〜」
メタナイト「ああ、だが世界のためだ」
ブラックピット「でもよ、なんでこんなに早く起きなきゃなんねーんだ?」
時計は午前5時を指していて、まだ少ししか駅に人がいない。
メタナイト「すまないブラピ…」
ブラックピット「ブラピっていうな」
メタナイト「外の世界に行くんだ。相当時間がかかるからこんなに早く来てもらった」
ルイージ「今から来る電車で行くと…昼には着きますね」
ルイージはスマホをいじって電車の時刻確認をする。
ロゼッタ「メタナイトさん、これから行くスマブラ界ってどんなところなんですか?」
メタナイト「うむ…言うなればスマブランドの並行世界…といったところかな」
来太「へぇー!そりゃすごいですね!」
メタナイト「ああ、そこには私たちそっくりのファイターがいるらしい」
ミク「へぇー」
ルイージ「一度会ってみたいなぁ〜並行世界の僕…」
来太「ま、実力はお前の方が上だろうがね」
来太はルイージの背中を叩く。
ルイージ「いやぁ…」
ナチュレ「そんなことより、問題はその世界がどんな被害にあっているかじゃろう」
メタナイト「ああ…そうだったな…」
メフィレス「そういえば、SOSなら何かしら連絡が入ってくるんじゃないかい?手紙とかメールとかで…」
そう、今回の依頼は手紙やメールでは届かなかったのだ。
メタナイト「それがだな…夢…なんだ…来太が見た…」
ファイター達「ハァ!?」
来太のメタナイト以外のファイターの大声に周りの人の目線がファイター達に来た。
ルイージ「あっ、ごめんなさい……で、なんでそんな証拠もない夢からの依頼で僕達を連れてきた訳?」
来太「証拠ならあるよ」
来太は一冊の本を取り出した。
ルイージ「なにそれ?」
ロゼッタ「世界を救う者の記憶…?」
来太「ちょっと読んでみて」
来太はルイージにその本を手渡した。
ルイージ「どれどれ…ん!?」
ブラックピット「どうした?」
ルイージ「文字が…ない…」
ブラックピット「おい!これやっぱ何かのいたずらなんじゃないのか?」
ロゼッタ「いえ、この文字は特殊な力で隠されているんです」
ロゼッタはルイージから本を取り上げ、その本に手をかざす。
すると、見る見るうちに文字が…
4クミノ勇者タチ集マリテ
しかし、そこから先は見えなかった。
来太「4組の勇者か…」
ナチュレ「なーんかベタじゃの」
来太「しー!そういうこと言わないでください!」
メタナイト「そしてもう一つ…」
ファイター達「ん?」
メタナイト「最近ホーリーナイトメア社が復活したようだ」
ファイター達「えっ!?」
メタナイト「そして…その進行先がそこなんだ…」
来太「なるほど」
メタナイト「それと来太の夢…何かかわりがありそうなんだがな…」
『まもなく〜電車が参ります』
来太「来た!」
ルイージ「楽しみだな〜」
ミク「旅行じゃないんだよ〜?」
そして、8人は電車に乗り込んだ。
『まもなく〜スマブラ界スマブラ界〜♪異世界故、多少の重力変動にご注意ください♪』
来太「着いた〜!」
マルス「よく重力変動に耐えれたね!」
来太「慣れです…って!マルス!?」
ルイージ「やっぱりこっちの世界にもいるんだ!…それで他の2人は…」
キービィ「あっ…ボクはキービィ!よろしくね!」
諏訪子「私は洩矢諏訪子。諏訪子って呼んでケロ!」
マルス「君たちは?ルイージくんとメタナイトとブラピくんとナチュレちゃんとロゼッタさんは知ってるけど…」
来太「あっ、僕は来太。城来太です!」
ミク「私はミク!初音ミクだよ!」
メフィレス「僕は…メフィレス…闇の…メフィレス…」
マルス「あっ、そうだ!ルイージくん!質問していい?」
ルイージ「ん?」
マルス「君も永遠の二b…」
「ドーーーーーーーーーン!!!!!」
マルスがセリフを言い終わるまえに、彼の目の前に風穴があいた。
マルスの顔は見る見るうちに真っ青になる。
ルイージ「それ禁句だから気を付けてね」
ルイージは笑顔で言った。
マルス「は…はい…」
メタナイト「それより…すまなかった。ナイトメア要塞が攻めていたようだな…」
キービィ「ああ、それに関しては問題ないよ!ボクとマルスがやっつけちゃったから!」
マルス「僕はコピーされただけだけどね…」
ロゼッタ「そのファイルは?」
マルス「ああ、これ?今は僕達もよく分からないんだ」
ロゼッタ「そうですか…」
キービィ「とりま、僕達の家に戻ろう!」
その時…
「ドーーーーーーン!!!!」
青色の炎が落ちる。
キービィ「なっ!」
そこには、黒い恐竜が!
来太「マスターコア!」
???????「フハハハハハ!」
来太「マスターハンド…やはりお前か!」
マスターハンド「ホーリーナイトメアの新しい計画に…私も参加させていただくことになったよ…ま、直接は戦わないけどね。彼らにマスターコアを提供するのさ」
マルス「え!?なんでマスターハンドがこんな事…」
ルイージ「これは僕らの世界のマスターハンドだよ」
メタナイト「私たちの世界ではこいつらは悪魔なんだ!」
マスターハンド「フハハ!悪魔…酷いねぇ…」
来太「スマブランドを荒らして…悪魔と呼ぶ以外になんて呼ぶんだ!」
マスターハンド「それは君が奇跡で何とか直したじゃないか…まあいい、行け!マスターダイノ!」
マルス「異世界の僕達に挨拶もなしか…」
来太「奴らは僕に任せて!」
諏訪子「あーうー…私何もしてない…」
マルス「大丈夫、あとで何度でも戦闘シーンは回ってくるだろうから!ここはお手並み拝見しよう!」
来太「えへへ…じゃあ遠慮なく!ゴーオン…変身!」
すると、来太はゴーオングリーンという戦士に変身した。
キービィ「うわぁ…」
ゴーオングリーン「リレー小説作者の皆さん!この姿は出典あるからググってください!」
全員「メタい!」
メタナイト「とにかくかかるぞ!」
メタナイトはギャラクシアを抜く。
マスターダイノ「ぐおおお!!!」
マスターダイノは青い炎の弾を吐く。
ルイージ「無駄だ!オーロラファイアボール!」
ルイージは炎を相殺した。
メタナイト「行くぞ!」
ゴーオングリーン&ルイージ「はい!」
3人はマスターダイノの頭部に向かって高くジャンプする。
マスターダイノ「ぎゃおおおおん!」
マスターダイノは口から広範囲の炎を出す。
メタナイト「やあ!」
「ザン!」
その炎はメタナイトによって真っ二つに斬られた。
マルス「炎を斬った!?」
諏訪子「すごいケロ…」
ブラックピット「俺たちも援護するぞ!」
ブラックピットはブラピの訴状を取り出す。
ブラックピット「貫けぇ!」
ブラックピットは訴状からビームを放つ。
マスターダイノ「グオオオオオオオ!!!!」
ロゼッタ「チコシュート」
マスターダイノ「グワアアアア!!!!」
メフィレス「行け!我がしもべよ!」
メフィレスは自分にそっくりの生物を使って、マスターダイノを攻撃。
マスターダイノ「ぐおおお…ぐぅ…」
ナチュレ「殺るなら徹底的に…波動ビーム!」
ミク「ネギゼウス!」
極太ビームと緑の流星がマスターダイノを襲う!
マスターダイノ「ぐわああああああああああああ!!!!!」
ブラックピット「ひるんだ!今だ!」
ミク(それで、あの3人はいつまで空中に居るのだろうか…)
ミクさんがメタ発言した所で…
メタナイト「ギャラクシアスラッシュ!」
メタナイトがマスターダイノの頭部を斬る!
マスターダイノ「グオオオオ!」
ルイージ「オーロラグリーン!オーロラサンダーハンドパンチ!」
マスターダイノ「グガアアアアア!」
次にオーロラグリーンとサンダーハンドの融合技がマスターダイノの頭部にクリーンヒット!
ゴーオングリーン「とどめ…ブリッジアックス……アックスツーリング!」
とどめにゴーオングリーンの専用武器、ブリッジアックスでの斬撃がマスターダイノの首を切り落とす。
ゴーオングリーン「ミッション完了」
ルイージ「ルイージナンバーワン」
メタナイト「これも宿命だ」
「ドーーーーーーーーーーーーーン!!!!!」
諏訪子「すごいケロぉ!」
キービィ「こんなにでかいやつをこんなに早く倒すなんて!」
??「ふふ、相変わらず強いわね」
どこからともなく女の人の声が聞こえる。
来太「その声は!」
六花「久しぶりね来太」
そこにいたのは2人の男を連れたセーラー少女だった。
来太「六花さーーーーーーーーん!!!!」
そして、来太は六花に飛びつく。
六花「ちょっ…!」
そして、来太はある事に気づく。
来太「六花さん」
六花「何?」
来太「胸…おっきくなりまs…ごぼげっ!」
セリフを言い終わらないうちに六花の拳が来太の腹にクリーンヒット!
来太「あ…アリガトウゴザイマス…」
来太は倒れた。
ルイージ(というか、いつの間に変身解除してたんだ?)
キービィ「で…結局誰なんですか?」
六花「ああ、あなたが今回の新メンバーね。じゃ、軽く私たちの事紹介しとくわね」
次回、麻疹騙りさん
あとがき
どうも、メタファンです。
諏訪子ちゃんのキャラ崩壊してませんでした?
という事で初っ端から来太くんのMっ気が…
あと、戦闘シーンもっと長くしてもよかった気がすると反省してます。
今回はほぼ無計画でやってたからバトルシーン構想が浮かばんかった…
次回は麻疹さん!よろしゅうたのんます!