死神のカルテ2.5
デデデ「なあ、生まれ変わりって信じるか?」
???「何を言っているんだ?口を開いたと思えば…」
デデデ「輪廻転生だよ。意味くらい分かるだろ」
???「なんだ?死ぬ覚悟でも出来たのか?」
デデデ「まあ、いい。それよりも実験場に行って見ろ。面白い事になっているぞ」
???「…(実験場が映っているモニターを見る)これは…私の実験台が脱走している!どういう事だ!デデデ!」
デデデ「俺達は未来を変える。だから、ここで死ぬ訳には行かないのさ!…まあ、例え死んでも生まれ変わって未来を変えるけどな!」
ウオォォォォォォーーーーー!!!!(実験台達が逃げ叫ぶ声)
一方…
医者「保存していた実験台がほとんど逃げられましたね…何が目的でこんな事を?」
何方か「この世界の未来を変える。その為には、君達のやっている事を止めなければならない」
ボンカース「た、助けて!…痛い!体が痛い!」
医者「麻酔が切れそうですね…サイボーグ手術をしなければその痛みに耐えなくてもいいのですよ?」
何方か「サイボーグは成功する確率は低い。あなたみたいな腕のない医者では不可能なはずだ」
医者「ええ、成功率は5%です…何を!…ウグッ!(電撃を受け気絶)」
Mr.フロスティ「この野郎…やっぱり騙すつもりでいたんだな!(目を開け立ち上がる)麻酔が切れたから動ける!後、何方か!名前を言え!」
何方か「ワタクシの名前はマスターグリーン。詳細は今はお話できませんが、確実に命を助けます」
Mr.フロスティ「救世主っているもんだな!望みを捨てなくて良かったぜ!」
ボンカース「でも、連れて行かれた二人は?」
マスターグリーン「彼らは、置いていきましょう。どうせ、サイボーグになる成功率は5%です。きっと、死んでいるでしょう」
Mr.フロスティ「本当に哀れだな。おい、ボンカース。痛みが酷くなる前にここから逃げよう。他の実験台は逃亡に成功したみたいだしな」
マスターグリーン「その前にデデデはどこですか?」
ボンカース「いや、見ていませんよ」
マスターグリーン「まあ、彼なら大丈夫でしょう」
そして、外へ三人は出る…
ボンカース「ここって、とある病院!噂以上の恐ろしさだったよ…」
マスターグリーン「とりあえず、君達は僕の宇宙船で治療を行います。それでは乗ってください」
一方…
???「…お前はもう用済みだ。私の計画と実験台が全て水の泡だ」
デデデ「それで良いんだよ。これで世界の破滅は無くなる。なあダークマター」
ダークマター「私はプププランドについて実験を行っているだけだ。世界を如何こうする気などは、もうない」
デデデ「残念だが、お前は数年後にある実験を行い大失敗する。その結果この世界は秩序が無くなり混沌が満ちる。つまり、平和が無くなるんだよ。」
ダークマター「何故そんな事が分かる。未来人でも無いくせに…?」
デデデ「俺はデデデじゃない、カワサキだ。しかも、未来から来た。つまり、タイムトラベラーだ」
ダークマター「未来人だと…そんな事が…実現するのか?!おい!私が唯一実験で完了が不可だったタイムトラベル!…素晴らしい!是非とも私にもタイムトラベルして欲しい!」
デデデ「残念だが、私達の行動で未来は変わった。よって、私達の存在も消えるはずだ」
ダークマター「なるほど、平行世界が一つ増えたという訳か。私の理論は正しかった。クックック…君にはこの事を詳しく聞きたいが生憎、やる事が出来た…」
デデデ「…私の体が消えない。何故だ!未来が変更されたため、変更前の世界は消えて、そこに生まれた私も消えるはずなのに!まさか!」
ダークマター「その通り…どうやるのかは知らないが、俺は確実に世界の破滅を今考えている。後、世界は消えるのではなく封鎖されるのだよ。まあ、君は消えるけどな!クックック…そう簡単に未来は変わらない!変えられないんだよ!」
デデデ「…(私は今恐ろしい事をしてしまっている…しかし、安心している自分もいる。何故なら消えなくて済むからだ。未来はやっぱり変えられないのか…まあいい、復讐はまだ出来るからな。)」
ダークマター「さて…まずは、実験台共を取り戻す。逃げた者を全員捕える!クックック…実験はもういい!これから、プププランド破滅計画を行う!」
死神のカルテ2.5 続