あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 名無し/投稿日時: 2014/06/14(土) 22:06:23
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第三話
星野カービィ23歳は今・・・


人生最大の窮地に叩き落とされていた!





・・・・「ヤバい」
星野は呟いた。迂闊だった。
財布を家に置いてきてしまったのだ。
もう既にバスは出発している。手遅れだ。

・・・いや待てよ。

星野は考えた。運転手にちゃんと事情を説明すれば分かってもらえる。・・・と。
当然である。

よし。これで何とかなりそうだ!

星野の心が希望に満ち溢れ始めた瞬間。



とてつもない爆音が轟いた。
星野は反射的に爆音の聞こえた方向に振り向く。
どうやら爆心地は、自分の乗っているバスの運転席の様だ。これは非常に危険な状況である。

「・・おいおい。ここで怪人出現とかマジかよ」

星野は思わず口に出してしまった。

でもヒーローである以上、戦うしか無い。
どうやら、また病院にお世話になるらしい。


だけど今回は違った。
怪人は惑わず星野に襲いかかってきた。
その瞬間・・・。

怪人の胴体が真っ二つに割れた。
一瞬、何が起きているのか分からなかった。

「大丈夫か?」

黒い球体が問いかける。
星野は依然、開いた口が塞がらない状態だった。

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