2日目後半T
シロカ「おっ!あれが秘湯ですか」
みど「秘湯と呼ばれるだけであってすごく透き通っていますね…」
シロカ「ここまで透き通っているのはウルルンスターじゃあんま見ないですね…」
みど「そうなんですか…」
リカ「…」
シロカ「リカさんどうかしたんですか?」
リカ「ひゃ!? あ、いや… なんでもないです…」
シロカ「そうですか…」
クレラ「はやくはいろうよ!」
ミラ「そうだね、入ろうか」
みど「ですね」
一方で
ミズクレ「温泉はブルブルスター以来だな〜」
クベル「かまくらとか作ったよね!」
ミズクレ「ああ、作ってたな!」
ロウ「隣から何か聞こえてくるんですけど…」
黒莨「じゃあミズクレさんちょっと行ってきてくださいよ」
ミズクレ「ちょ…」
ロウ「おお!ナイスアイディアですね!」
ミズクレ「オイコラマテ」
クロクレ「そういえばエイセさんの装備が外れてる」
エイセ「ああ、入れるように外しておいた」
ロウ「そろそろ入りましょうか」
クロクレ「そうだな…」
温泉に足を入れてみると疲労が体から温泉へ流れ出ている感じがなんとなくした。
ミズクレ「あー… ほっとする」
ロウ「これはいいですね…」
クロクレ「癒されるぜ…」
クベル「すごく温かいね!」
エイセ「これは疲れが一気にふっとぶな」
黒莨「だな、布団が吹っ飛ぶ並みの疲れ解消だわ」
ゆっくりしていたら突然隣から悲鳴が聞こえてきた
6人「!?」
そして声が聞こえてきた
シロカ「みなさんちょっと来てください」
とりあえずそのまま行くと間違いなく追放か死亡なのでタオルを隣に放り投げた後、
帽子などをはめて、妻たちの帽子や服などを持って隣に向かった。
ここはそんなに人が来ないので、妻たち以外に来てる人はいなかった。
ミズクレ「一体なにがあったんですか?」
ミラ「盗撮してる人を見たんですよ。誰かは言わなくても分かりますよね?」
ロウ「またすか…」
エイセ「あの従業員こりねぇな」
黒莨「うん、ごめん。んで、どこに?」
シロカ「みどさんのスパナであそこに気絶してます」
ミズクレ「てか3人か… とりあえずこれを」
ミラ「ありがとうございますミズクレさん。とりあえず私たちは向こうで着替えましょうか」
みど「そうですね…」
シロカ「あ、見たらどうなるか分かってますよね?」
4人「ぞくっ…」
クロクレ「リカさん大丈夫か?」
リカ「すごくこわかったです…」
クロクレ「まぁ怖いのも無理ないな… いきなり盗撮者がいるって言われたらな」
リカ「はい…」
クロクレ「とりあえずリカさんも向こうで着替えに行った方がいいよ」
リカ「わかりました…」
そして10分後
気絶していた従業員が起きた
黒莨「おう起きたか、いい度胸じゃないか、工場脱走もするわ盗撮はするわで」
従業員A「これはBが」
従業員B「おれはCに言われて」
従業員C「はっ!?俺はAに言われて」
ロウ「誰がやったのかはどうでもいいんです。3人とも同罪ですから」
ミズクレ「黒さん黒さん、ブルブルスターってどっちだっけ」
黒莨「うん?あっちじゃね」
みど「なにをするんですか?」
ミズクレ「さっきの11人の技をもう一度やろうかなって」
ロウ「おお!」
シロカ「それはいいですね。賛成です」
クロクレ「お前としてはいい案だな」
リカ「…」
ミラ「クレラ、クベルいきますよ」
クレラ、クベル「はーい!」
11人「全力結界-乱舞締緩銀河流星強雷斬烈弾!」
従業員3人はおそらく工場がある方向へ飛んで行った
その後気を取り直して温泉を楽しみ 十九時。
黒莨「あーすっきりしたわー」
みど「あんな温泉は初めてでしたね」
エイセ「あの温泉はなかなかよかったな」
シロカ「だいぶ体が軽くなってきた気がします」
ロウ「今までの疲れがいっきに解放された気がしますね」
クレラ「おとーさん、このあとってなにをするの?」
ミズクレ「ん、時期は早いけど肝試しでもやろうかなって」
リカ「肝試し…ですか…」
黒莨「なるほど。で、ペアはカップル同士?」
ミズクレ「そりゃあそうでしょ」
エイセ「俺は?」
ミズクレ「おばけ役で」
エイセ「わかってた」
みど「どこに行けばいいんですか?」
ミズクレ「さっきの温泉のさらに奥に行ったところにルームキーがあるから、それを取ってくるというやつ」
シロカ「ルームキーって2つじゃないんですか?」
ミズクレ「それが違うんだよなー」
ロウ「まさかカップルごとに?」
クロクレ「だろうな。てことは」
クレラ&クベル「4つ!」
ミズクレ「ご名答」
そのあと適当に作ったくじの結果
一番 黒さん&みどさん
二番 クロクレ&リカさん
三番 ミズクレ&ミラさん&クレラ&クベル
四番 ロウさん&シロカさん
となった
夕食を食べたあとフロントに集まって準備をする
フロントから出てルームキーを取り、またフロントに戻ってこれば終了となる。
もちろん取ってこなければ部屋に入ることができず野宿となる。
黒莨「あー、トップバッターか」
みど「二番目あたりがよかったですね…」
温泉を通り過ぎたあたりから大分暗くなってきて、ライトがなければ方向が全く分からなくなるほどだった。
さて、最初のバッターだが無事に戻ってくることはできるのであろうか
2日目後編Uに続く