あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: シロカ/投稿日時: 2012/10/29(月) 20:12:47
投稿者コメント:
うふふふふwwww展開wwwww展開wwww下手すぎるwwwwww見逃してくれwwww見るのはやめてくれwwww言葉がwwwすいませんw今度これのイラスト描こうかな〜wそしてえ!?見てくれるのですか!!まじですかwww後悔しないでくださいねwww多分グロではありませんw
最後の雪
雪か…私と逆だな…白くて綺麗で
美しくて…黒くないんだなぁ…。
「イリウ様!!こいつすばしっこいです!!」
レヴーナはいいね…いつも明るく
て元気で…それも私と逆…。
「ほら!レヴーナつかまえてみろ!!」
お前もレヴーナと同じだね。逆…
逆…なんで私だけ違うの?教えて
よ、神様…。
「イリウ様!?だから私の名前はレーヴナですひょ!!」
噛むほど大切なのかな…。自分の
「名前」って…。
「そりゃたいs「大切ですよ!!名前がなければ自分を失うのですよ!!そんなのイヤですよ…。」
名前…私の名前はイリウ…か。確
かに、自分の名前を失うと自分が
わからなくなってしまう・消滅し
てしまう…皆は恐れていることな
のだけど、私はどうでもいいと思
う。名前がなければ、新しくつけ
ればいいのに…なんでだろう…。
「イリウ様ー!!やっとこいつを退治できました〜どうすればいいですか?」
名前…これのせいで皆から嫌われ
ているのかな。だったらこの名前
はいらな…
「イリウ様。こいつをどうしましょうか?」
!?何なの…怖かった…よ。レーヴ
ナ急にどうしたの…。
「こいつは捨てますね。」という言
葉が聞こえたが今私はそんなことど
うでもいい。レーヴナ…貴方…何で
…何で…そんな顔をしているの?怖
いよ…怖いよ…。
「イリウ様!私腕が上がったのですよ!見てください!」
…え?レーヴナ?さっきのは何だっ
たの?…気の…せいかな。…?あ、
雪が…増えている。息が白くなって
いる。寒いな。窓をしめなくちゃ。
暖かさが逃げないように、寒さが入
らないように。
「イリウ様!!どうでしたか?上手くなっているでしょう!」
あいかわらずレーヴナは上手いな…
私も今度やってみたいな。
「イリウ様が!?やめたほうがいいですよ!!危険ですよ!!」
心配そう…私が大切なのかな?
「ちょっとした好奇心よ。でも貴方はなんで危険なのにやり続けるの?」
「ふっふ〜ん♪切りつけて汗をかいて、お互いを認め合う…そんなのだからやめられないのですよ〜!」
え…それってもしかして…
「ドM?」
「あ!?何をいうのですか!勘違いしすぎですよ!」
あ…少し怒っちゃった。私の口って
素直だな。
「もういいです!寝ます!お休みなさいませ!!」
…いなくなっちゃった…か。
「あぁ〜!うるさいのがいなくなって済々するわ!」
…あれ?なんで声に出したんだろう…
あ。もうこんな時間…。寝なきゃいけ
ない時間…。寝るか。

ふと窓を見たら、黒くて青い、とても
暗い色の空に白くて綺麗な雪がさんさ
んと降っていた。綺麗以上の輝きだっ
た言葉では表しきれない…そのぐらい
綺麗で輝いている。

私と逆だ…。

ぽつりとそうつぶやいて私はろうそく
のゆらゆらとゆらめく小さな火を見な
がら、静かに目を閉じた。





…誰なの。私に話しかけている奴は。邪魔しないで。

「さすが…と言わせてもらおう。」
「あんたは私に何のようなの?」
「私はお前を気に入った。だから願いを聞いてやろう」
「願い。嘘…でしょ?わかっているわそんなの」
「ほう…ばれてたのか。だったら本当に叶えてやろう」
「嘘なんでしょ。ばればれよ。私に何す…」
「名前を変えたい…だろ?叶えてやるよ。その願い」
「…。知っているんだ。じゃあ、せっかくだから叶えてもらおうかしら」
「承知した。}…願いを叶えよう!」
大きな影がそう言った瞬間、あたりが黒くなってくる。目では…追いつける!?私はそんな目がよくない!!そう思ったらさらに、暗くなる。光がどんどん消えていく。もうでられないように。光が…光が消えていく…私の______が一個ずつ消えていく!!やめて!!!!私の______を奪わないで!!
「私は、願いを叶えたのだ。何がおかしい」
私はその言葉が聞こえた瞬間わかった。正しくいえば
「わかってしまった」
なぜ、光が消えていくのか、_______が無くなってしまうのかが。全部、わかってしまった。
だが、わかってしまった時はもう
           遅かった
あっというまに消えていく。私の______が。最後の一つに文字があった。光の中に刻まれた言葉。
        「こんな雪の日のこと」
手を伸ばし光に触れようとした瞬間跡形もなく消えてしまった。最後の_____。
「オマエェェェェェェェ!!何をするんだぁぁぁぁぁ!」
そういった瞬間、自分の変化に気づいた。消えていく…。体がさっきの光のように、消えていく。
「いやだ!!いやだぁ!!やだぁ!!やだぁぁ!!!!消えたくないよ!!消えたくないよぅ!!!!!!」
私はすべてを捨てた。跡形もなく、この体ごと…捨てた。失っていく体をみながら、長い長い紅い糸を切った。
最後に聞こえたのは
「確かに叶えたぞ。-自分の名前を捨てる-」



何時間寝ただろうか…外からうるさい
声がギンギンと聞こえる。そしてまた
いつもの時間に変わるのだろうな。
…え。いつもの時間?あの声は誰なの
?私は…誰?
痛い。どこかが痛い。寝れば直るかな
とにかく今は寝よう。

      こんな日は雪が悲しそうだった。

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