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執筆者:
麻疹騙り
/投稿日時: 2015/03/27(金) 23:24:43
投稿者コメント:
暖かくなりましたが、夜は寒いですね。
EP.3-9 DaysTo Lives 9
貰ったシャツに、袖を通した。
恐らく誰か……緑さんの友達の物だろうが、
袖も胴回りも裾も何もかも、僕にピッタリだった。
鏡に目をやる。似合っているだろうか。
緑さんは気に入ってくれるだろうか?
「あのー……緑さん?服、着れました」
「はい!できましたー?」
声をかけると、すぐに緑さんはやってきた。
隣の部屋にいたらしい。
「じゃあ、失礼しますー……あ!」
服を着た僕の姿をちらっと見て、
彼女は嬉々とした表情を浮かべた。
「すごい!めっちゃ似合ってるじゃないですか!」
「そ、そうですか……?」
「うん!すっごく似合ってます!この服、
縁さんのためにあるみたい!」
僕が思っていたよりも、彼女は喜んでいた。
彼女の笑顔を見て、なんだか僕も嬉しくなった。
「これが着れるなら、多分他の服も着れますね!
コーデとか困ったら、いつでも言ってください!」
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