あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 秋桜/投稿日時: 2017/10/03(火) 15:58:45
投稿者コメント:
初代がここで終わったんだっけなあ…
どんだけ長いんだこれw

BGM:メタナイトの逆襲:戦艦マップ
第26話 報告
「私達はエリーの姿を見なかったが、シャドーが手掛かりを掴んだらしい」
「シャドー、それ本当!?」
「そうだけど…覚悟はできてる?」

シャドーは深刻な顔をしていた。それを見たメタナイト以外の全員は息を呑んだ。

「そ、そこまで深刻な問題ですか?!」
「深刻な問題だよ…。特にメタナイトがね…………」
「場の空気悪くするな」
「メタナイト…それはどういうことゾイ……」

シャドーの会話で場の空気を悪くしたようなそんな感じになっていた。メタナイトは口を出さない。

「それでもボクは覚悟できてるよ…。シャドーが手掛かりになりそうな情報を貰ったんならボクは聞くよ!」
「ですが…」
「どんなことが起きたって別にいい。ボクは、エリーを救おうって思ってるんだ!!」
「カービィ………!」
「カービィが…そう言うんならボクも聞きます!」
「ワドルディ…!」
「ワドルディがそう言うんならワシも聞くゾイ!」
「大王も…みんなありがとう!」

シャドーは微笑んでいたがメタナイトは冷静でいた。そしてシャドーが真面目な顔をしていた。

「じゃあ…話すね………。エリーはね…女神 エイレーネなんだ…」

「「「えぇーっ!?」」」

「それじゃあ、エイレーネが言っていたメタの過去とかも………」
「それがどうした?」
「あっ、何でもない!」

カービィは慌てて口を抑えた。

(ボクの記憶のことか……そっかエリーが全部背負ってたんだ………)
「そう言えば、イシスという奴がこっちに来ていたが、そっちはどうだったゾイ?」
「それなんだが…こちらにもブレインという奴が来ていた。」
「それは何の理由で来たんですか…?」「……………。」

カービィたちはシャドーなら細かいことを知っているのではないかと考え「他にも何かあるでしょ?」とカービィが聞いてみた。

「察しの通りだよ。ブレインやイシスとかボクを操ったシアエガがエリーちゃんを狙ってるらしいんだ。」
「それは、何の理由ゾイ?」
「この世界の破壊と初期化が目的だっていう理由だって…」
「破壊…初期化…っ……」
(まさかだけど…エリーを狙う理由って……エリーを操って…破壊し初期化させるんじゃ…………)
「メタ、どうしたの?」
「いや…なんでもない…」

メタナイトは口数を少なくしていた。彼はあまり喋る気がなかった。

「それで、エリーちゃんを狙っているのが闇の組織デストロイなんだ」
「デストロイ…破壊ッ……」
「あっ!」

メタナイトがいきなり体を崩しかけていたのをカービィが支えていた。

「メタ、大丈夫っ!?」
「すまない…少し、疲れただけだ………」
「だって…ブレインに抵抗して……ダークを救おうと全力で戦って、疲れてたし………」ボソッ

このことはメタナイトから教えられたらしい。

「え?」
「なんでもないよ…」
「それより、エリーさんのことが分かったことですし…」
「まだだよ」

「「「えっ…」」」

「まだ、分かってないことがあるよ。そう…彼のね……」

シャドーはメタナイトの方を見ながら言った。

「っ………………」
「メタ、ボク達に教えて…お願い………」
「すまない…私にも分からないのだ…。思い出そうとしても抵抗してくるのだ…『思い出すな、絶対に』と…」
「何それ……」

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